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男性育休取得のハードルは“ゼロ”。取得経験者3人が語るパーソルイノベーションの育休環境

男性の育児休業取得が社会的に大きなテーマとなり、近年、男性社員が休暇を取得しやすい環境づくりが進んでいます。私たちパーソルイノベーションでも多くの男性社員が取得を希望し、その全員が育休を取得。仕事と育児の“掛け持ち”では得られない経験や新たな気づきを獲得しています。

こんにちは!パーソルイノベーション ビジネス推進部 採用室の小林 日奈子です!

今回ご紹介する平井 裕介(ひらい ゆうすけ)さん、江口 拓弥(えぐち たくや)さん、奥原 聡太(おくはら そうた)さんの3人は、いずれも1カ月間の育休を取得。育休中は育児と家事に全力投球し、育休から復帰した現在は、育児と家事に加え仕事にも全力投球の日々を送っています。

育休を取ると言った時の周囲の反応はどうだったのか、育休中はどんな毎日を過ごしていたのか。3人の対談を通じてパーソルイノベーションの男性育休のリアルに迫ります!

※所属部署・役職は2024年9月時点のものです。

「取る気はなかった」「取らない選択肢はなかった」。育休取得に対する意識は三者三様

小林 今日はお集まりいただきありがとうございます!まずは皆さんの自己紹介を兼ねて、各組織におけるご自身の役割を教えてください。トップバッターは私の上司でもある平井さん、お願いします!

平井 ビジネス推進部の平井 裕介(ひらい ゆうすけ)です。ビジネス推進部は、一言で言うとパーソルイノベーションのミドルバック組織。採用や人事、広報、総務、経理といった機能の他、パーソルグループ社員を対象とした新規事業創出プログラム『Drit(ドリット)』の運営も担い、私は部門全体の責任者を務めています。

パーソルイノベーションには2021年に入社。当初『Drit』の再構築をメインに担っていましたが、2023年4月以降は「事業開発の成功確率をあげるために必要な環境づくりや支援をすることで、パーソルグループの次世代事業創出に貢献する」をミッションに発足したビジネス推進部で、事業や社員の皆さんをサポートしています。

江口 PdM室の江口 拓弥(えぐち たくや)です。私はキャリアチャレンジ制度(※)を使って2022年にパーソルイノベーションに転籍してきました。PdM室は、パーソルイノベーションが展開するサービスや新規事業を技術面からサポートする組織。私は介護領域ブランド『みーつけあ』の開発支援の他、このnoteでも取り上げられていた未経験層・若年層向けの転職支援サービス、またこの8月に提供を開始したメタバース婚活サービス『Mitsu-VA(ミツバ)』の立ち上げをサポートしています。

※パーソルグループの社員を対象とした公募型の異動制度。自身のキャリアデザインとその成長のために、パーソルグループ企業のさまざまなポジションに自ら異動希望を出すことができる制度です。

奥原 『TECH PLAY(テックプレイ)』の奥原 聡太(おくはら そうた)です。私はコンサルティング会社2社を経て、2021年に『TECH PLAY』にジョイン。CORPORATE Groupで経営企画リーダーを務めた後、IT人材育成サービスを提供するACADEMY Groupに異動。現在は、営業企画リーダーとして主に新規リードやアポイント獲得施策の企画~運用、進捗マネジメントなどに携わっています。

小林 所属も役割も全く異なる皆さんの共通点は、1カ月の育休を取得したことです。育休を取らない男性がまだまだ多い中、皆さんはなぜ育休を取ろうと思ったのですか?

平井 実は、最初は育休を取る気は全くなかったんです。今とは違う職場になりますが、6年前に第一子である長女が誕生した時はほとんど休暇を取れなかったこともあり、育休に限らず長期間の休みを取るというイメージが持てずにいました。

でも、よく考えてみたら私はミドルバック組織の責任者。育休取得を推進する立場なのに、その組織の長が取得しなければ社員の皆さんに「育休取ってくださいね」なんて言えなくなりますよね。それに、いざメンバーが育休を取得するとなった時に、イメージが湧かずに何もサポートができないかもしれない。何より、新生児に接する機会って、一生のうちに何度もあるものではありません。その限られた時間は育児に全力投球すべき。そう思ったら、「育休を取るべきだ」という意識に切り替わっていました。

江口 私は平井さんとは全く逆。子育てをしている同僚も多く、また1on1やランチでの雑談を通じて育児のリアルを聞いていたこともあり、育休を取らないという選択肢が頭の中にありませんでした。

先ほどもお伝えしたように、私はキャリアチャレンジ制度を使ってパーソルイノベーションにジョイン。当時、ちょうど妻が出産を控えたタイミングで、転籍から1カ月もしないうちに育休を取得させていただきました。

奥原 男性女性を問わず「入社直後は育休を取るのは難しい」と考える方が多いと思いますが、パーソルイノベーションにはそんな雰囲気は全くないですよね。 

江口 パーソルイノベーションでは、育休取得に関する制度がしっかり整っているのはもちろん、人事部門のサポートが本当に心強い。面接の段階から「何かあったら全面的に人事がバックアップします。いつでも相談してください」と言っていただき、安心して入社を迎えられたし、気負わず育休を取得することができました。

代表からメンバーまで、全員の理解があるからこその希望者の多さと100%の取得率

小林 パーソルイノベーションには誰もが当たり前のように育休を取得する空気があって、希望者の育休取得率は100%です。送り出す側のメンバーに目を向けても、ネガティブなイメージを持つ人はいないですよね。

奥原 新規事業開発に取り組む会社と聞くと、ベンチャー企業を想像し「育休を取る暇なんてないんじゃないか」と思う方も多いのではないでしょうか。でも、パーソルイノベーションにはそんな雰囲気は全くなく、私が所属する『TECH PLAY』には「取らないのはあり得ない!ご家族のためにしっかり取ってほしい!」という空気感があるほどです。私が1カ月間の育休を申請した時も、「しっかり育児に専念してきてください」と快く送り出していただきました。

小林 育児に限らず介護などの家庭の事情に対し、理解し合いながらはたらける風土があるのは心強いですね。

江口 もちろん、子どもの病気で急なお休みをいただいたり、仕事を中抜けさせていただいたりすることに対し“不安”がないかと言ったらゼロではありませんが、「家庭優先でいいよ」と言っていただけるのはありがたいこと。休みをいただいた分、「仕事をしっかり頑張り皆に返していこう」というポジティブな気持ちにもっていけるのも、周囲の理解があってこそだと思います。

平井 メンバー一人ひとりの理解があるのはもちろんのこと、私が改めて感じたのが代表である大浦さんの理解も大きいということ。私自身、大浦さんに後押しされる形で1カ月の育休を実現しました。

育休に限らず休暇を取りたい時って、まずは自身のスケジュールを確認しますよね。私はスケジュールを見て正直、「2週間が限界だな」と思い、当初は1カ月ではなく2週間の育休を取得しようとしていました。

それを大浦さんとの1on1で報告した時、「ダメだよ、2週間なんて」と言われてしまったんです。普通なら、大事な仕事があるのに2週間なんて長すぎるよな…と考えますよね。でも、このダメと言うのは長すぎるからダメなのではなく、「2週間では足りない」という意味。「仕事は何とかするからせめて1カ月は取った方がいい」と言っていただき、その言葉を聞いて1カ月も取れるんだと思ったのと同時に、メンバーに負担をかけない環境をつくることの先に1カ月の育休があるのだと気づき、休暇に向けた準備を進めていきました。

1カ月はあっという間。2~3カ月あってもよかったが本音??

小林 代表の理解があり、その考えに共感しているメンバーばかりだからこそ、誰もが安心して育休を取れるのですね。実際に育休を取得し育児に専念したことで見えてきたこともあるのではないですか?

奥原 私は第一子である長女の誕生に合わせて取得したので、何もかもが初めての経験。おむつ替えや寝かしつけ、ミルクやお風呂など、はじめはぎこちないことばかりでした。でも、1カ月間育児に専念したことでうまくできるようになり、育児にも“トレーニング”が必要だということを改めて認識できました。

江口 子どもはいつ起きるか分からないし、いつ泣くかも分からない。時間の使い方も大きく変わりましたよね。

奥原 以前は深夜まではたらこうが何時にご飯食べようが問題ない、つまり自分中心の生活を送っていました。当たり前ではありますが、子どもが生まれるとそうはいきません。たとえば時間を合わせて家族3人で昼食を取るというように、自分中心の生活から家族中心の生活に頭を切り替える必要があります。正直、育休を取ってすぐの頃はタイムマネジメントに苦戦しました。

平井さんは2人目ですから、もう慣れっこだったのではないですか?

平井 そうですね。お二人と同じように第一子が生まれたばかりの頃は知らないことだらけ。でも、よく言われるように2人目は育児の経験値が上がって、良くも悪くも“適当”になる。次に何が起こるのかある程度予測できるので、皆さんよりは余裕があったのかなと感じます。

江口 私たちと同じ1カ月の育休でも、子どもが1人と2人ではすべきことも違いますよね。育休中はどんな毎日を送っていたのですか?

平井 1日のスケジュールはざっくりとこんな感じでした。

7:00 起床&朝食の準備
7:30 朝食
8:30 長女(第一子)を保育園に送る
10:00  長男(第二子)の沐浴
11:00  洗濯&昼食の準備
12:00  昼食
13:00  掃除
14:00  買い物&夕食の準備
16:00  長女のお迎え
18:00  夕食
19:00  長女とお風呂&歯磨き
20:00  就寝

一番大変だったのは、毎日3食メニューを変えて食事をつくること。元々料理はそこまで得意じゃなかったし、何と言ってもメニューが出て来ない。もちろん失敗もたくさんして、乾燥ワカメを1袋まるまる戻してしまいワカメ続きの食事になったことも(笑)。でも、1カ月が経つ頃には揚げ物もうまくできるようになって、料理の腕は上達したと思います!

小林 一緒に仕事をする中で平井さんのパワフルさは感じていましたが、想像以上にパワフルな日々を送っていたのですね!

平井 これまで仕事に注いでいた力を、育休期間中は育児と家事に全力投球しました。全力で育児を楽しんでいたこともあり、毎日あっという間に時間が過ぎて、気づいたら1カ月の育休もあっという間に終わっていました。

江口 気持ち的には育休は2~3カ月取ってもいいのかなと思ったくらい、1カ月は一瞬ですよね。もし育休を取らず、仕事をしながら育児をしていたら、きっと気づかないこと、分からないままのことがたくさんあったはずです。そういう意味でも、育休を取得して正解でした。

『はたらいて、笑おう。』を体現。仕事に育児に全力投球したい人にピッタリの環境

小林 このnoteでは、地方に移住した社員や二足のわらじを履く社員などさまざまなはたらき方を実践する社員を取り上げていますが、皆さんのお話を聞いて、改めてパーソルイノベーションにははたらきやすい環境やお互いを理解し合う土壌があるのだと認識しました。

平井 メンバーが育休を取ると言ったらそれがノーになることは絶対にないし、私みたいに取らないと言っていた人でも「取るべき」と思ってしまう雰囲気があるのがパーソルイノベーション。多様なはたらき方を実践できるのはもちろん、育休に関して取得のハードルは限りなく低いと感じています。

奥原 そんな風土があるからこそ、ワークライフバランスを大切にしたい、でもチャレンジングな仕事をしたいという人にとってパーソルイノベーションは“天国”みたいな組織。私自身、まるでベンチャー企業のようなスピード感のある仕事に挑戦しつつ、休日はしっかり休んで、平日は娘をお風呂に入れるために中抜けさせていただくなど、仕事と家事・育児を両立させることで充実した毎日を過ごしています。

江口 パーソルイノベーションには、パーソルグループのビジョン『はたらいて、笑おう。』を育児で体現している人が本当に多いですよね。もっと言うと、育児の経験を『Drit』を使って新規事業に昇華させることだってできる。こうした仕組みも、はたらきやすさや仕事のやりがいにつながっているのだなと改めて実感しています。

小林 今後は仕事も育児も全力で取り組みたい、そんなメンバーが数多く集まってくると思います。最後に3人を代表して平井さんから読者の方にメッセージをお願いします。

平井 育休に関する考え方は人それぞれ。必ずしも取らないといけない、取るべきと強制するものでもありません。でも、私は1カ月の育休を取得し、たとえばメンバーが育休を取る状況になった時にどんなことを思うかが理解できるようになったし、一方で妻が今何を感じているのか、家事のどこが難所なのかも理解でき、育休を取ってよかったと心から思っています。仕事に復帰してからの会話もすごくスムーズになった気がしていて、育休は私にとっていいことだらけでした。

そんな私から読者の皆さんにお伝えしたいのが、ガンガン仕事をしたい、新規事業を通じて世の中にインパクトを残したい、でもプライベートも充実させたい。そんな欲張りな方にパーソルイノベーションはぴったりの環境だということ。一人ひとりの“欲張りなはたらき方”を、ぜひ私たちと一緒に叶えていきましょう。

小林 本日はありがとうございました!今回の記事を読んで、パーソルイノベーションで自分らしくはたらいてみたいと思った方は、ぜひ気軽に応募してみてください。皆さまからのご応募をお待ちしています!

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