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新規事業だからこそ得られる経験も。責任者が語るキャリアアドバイザーの役割と魅力

「未経験層や若年層は人材紹介サービスを受けづらい。でも、人の支援が絶対に必要」。現在の転職市場における課題を解消すべく、未経験層・若年層の転職を支援する新たな事業が立ち上がりました。

こんにちは!パーソルイノベーション ビジネス推進部 採用室の小林 日奈子です!

今回お話を聞いた星野 里季(ほしの りき)さんは、2024年2月にパーソルイノベーションに入社。パーソルグループをまたいだ新事業、未経験層・若年層特化型転職エージェントの事業責任者として、事業と組織の成長に全力投球しています。

「人を喜ばせる仕事がしたい」という信念のもと、さまざまなキャリアを積んできた星野さん。そんな星野さんにご自身のキャリアや事業にかける想い、そして現在採用を強化しているキャリアアドバイザーの役割や求められる意識などを語っていただきました。

※所属部署・役職は2024年3月時点のものです。

仕事が変わっても変わらない「人を喜ばせる」ことへの想い

はたらく喜びを感じられれば人生もハッピーになるはず。人材業界への興味が急上昇したのと同時に、「人を喜ばせる仕事をしたい」という原点に立ち戻った瞬間でもありました。

―― 星野さんは新卒で大手ホテル企業に就職し、その後IT業界や人材業界を経て2024年2月にパーソルイノベーションに入社しました。これまでのキャリアについてもう少し詳しく教えてください。

私は昔から「人を喜ばせる仕事をしたい」という想いを持っていて、学生時代はテーマパークでアルバイトをしていたんです。その経験もあり、サービスやホスピタリティ系の仕事に就きたいと思うようになり、新卒で大手ホテル企業に就職しました。

そこでは、レストランのホールスタッフや宴会場の配膳といった現場業務に従事。人の喜びを間近で感じられる充実した日々を過ごしていました。一方で「事業の根幹に携わりたい」という成長欲求みたいなものも出てきて。悩んだ末に転職を決意し、IT業界のベンチャー企業に飛び込みました。

―― なぜ、IT業界を選んだのですか?

当時の私にとって「成長といえばコンサルタント」。その“思い込み”のもとで転職活動を行っていました。でも、社会人2年目、それも全く経験のない私がいきなりコンサルを目指すのは至難の業ですよね。転職エージェントからも、「コンサルは難しいですね」と言われてしまったんです。

ただ、それと同時にキャリアアドバイザーの方に言われたのが、「コンサル出身の方たちが経営している会社に入ればコンサル的な思考を学べる。まずはそこで経験を積むという手段もある」ということ。そんなアドバイスを受け、紹介いただいたITメガベンチャーに転職しました。

そこではセールス業務を経験しながらコンサル的思考を学び、その後大手ERPパッケージ企業に移ったのですが、当時のはたらく環境がとにかくハードで…。ハードワークに押しつぶされそうになるメンバーの様子を見ているうちに、「人の幸せって何だろう?」と疑問を持ち始めていました。そこから考えに考え抜き、たどり着いた答えが「仕事がハッピーであれば、人生がハッピーになる」という見方でした。

―― それが人材業界でのキャリアを踏み出すきっかけになったのですね。

人生の中で仕事が占める割合は本当に大きい。それなら、“はたらく”の選択肢を間違わなければ人生がハッピーになるのではないかと考えました。

これって、人材紹介のモデルそのものですよね。マッチングやキャリアカウンセリングによって良い仕事、良い転職に巡り合えればはたらく喜びを感じられ、はたらく喜びを感じられれば人生もハッピーになるはず。人材業界への興味が急上昇したのと同時に、「人を喜ばせる仕事をしたい」という原点に立ち戻った瞬間でもありました。

思うようなキャリアを積めず…。その中で出会ったのがパーソルイノベーションだった

―― 人材業界に入ってからはどのようなキャリアを積まれたのですか?

実は、人材紹介会社に転職したものの家庭の事情で早期離職することになってしまって…。また、その後入社したHR系メガベンチャーでは未経験層・若年層向け転職サイトの事業責任者を務めていたのですが、新型コロナウイルス感染症の影響や自身の力不足により事業がクローズしてしまうなど、思うようにキャリアを積めなかったというのが正直なところです。

その後は心機一転、スタートアップ企業で副業転職サイトやキャリアコーチングサービスの立ち上げに従事していたのですが、私自身、若年層の時代に転職支援を受けた経験もあり、未経験層や若年層向けのキャリア支援への想いは強くなる一方。求職者や求人企業から感謝の声をいただきながらも、自分自身の中では志半ばという状況でした。

―― そんな時に出会ったのがパーソルイノベーションだったのですね。

はい。自分自身もキャリアアドバイザーのお世話になったのでよく分かるのですが、未経験層や若年層って、本来であれば“人の手”を施しながら転職活動を進めないとなかなか良い転職に巡り合えない層なんです。

しかし実際には、「収益性が低い」などの理由から人材紹介を受けづらいのが今の転職市場。この状況を何とかしたいと思っていた時に出会ったのがパーソルイノベーションであり、まさにこれからという未経験層・若年層向けの新規事業でした。

未経験層・若年層に向き合うからこそ求められるスキルや意識

―― 星野さんが責任者を務める新事業は、具体的にどんなサービスを提供しているのですか?

私たちの事業は「未経験層・若年層に特化した総合型転職エージェント」。パーソルグループの転職サービスと連携し、エージェントサービスの支援を受けづらい未経験層や若年層を対象に転職支援を行うサービスです。

2023年秋から事業検証という形でスタートし、この3月にサービスを開始したばかりのまだまだ新しい事業。まずは未経験層・若年層の転職成功につながるビジネスモデルを確立し、将来的にはAIをはじめとするテクノロジーを活用した書類作成や模擬面接の自動化、企業側の選考プロセスの最適化なども進めていきます。

―― 未経験層・若年層向けの支援という想いを叶えられ、またご自身のキャリアも活かせる、まさに星野さん自身が「ハッピーになれる仕事」だったということですね!

そうですね。私は人材業界で複数社の経験があるとはいえ、新卒からどっぷりとこの業界に浸かってきたわけではありません。でも、ホテル業界で培ったホスピタリティだったりITを駆使してプロダクト開発を行ってきた経験だったり。デジタルを活用した新たな人材紹介モデルをつくっていくうえで、それらをうまく掛け合わせることで多角的に物事を進められるんじゃないかなと思っています。

―― では、組織づくりについてお聞かせください。事業の本格化に向け、現在キャリアアドバイザーの採用を行っています。未経験層・若年層が対象だからこそ求められる役割はありますか?

先ほどもお伝えしたように、私たちはテクノロジーを活用したキャリア支援を前提に事業を推進しています。しかし、テクノロジー活用が進んだとしても、特に若年層の方々のキャリアを導いていくには人の手が必要。つまり、キャリアアドバイザーの力量が問われるということです。

具体的な業務としては、求職者のカウンセリングや案件紹介、面接対策やクライアント企業への推薦状作成などをお任せすることになりますが、たとえば「こんな会社に身を置いた方がいいよ」というように、教育やレクチャー的な役割が求められると考えていただければ分かりやすいですね。

―― その役割を遂行するうえでどんなスキルや意識が必要でしょうか?

まず、人に教えることに対して喜びを感じられることが大前提。そのうえで、“会話の水準”を合わせられるスキルが必要になってきます。

というのも、私たちが支援するのは未経験層や若年層の方々。社会人経験の浅い方や自身のキャリアの方向性を定められていない方、一方で業界や業種・職種に対して強い芯を持った方など、本当にさまざまなタイプの方と向き合うことになります。

相手がどんな状況、どんな段階にいても会話を通じてキャリアを導いていける。そんなスキルを発揮できる方であれば、私たちと一緒に事業を成長させていけるでしょう。

歴史的瞬間に“立ち会う”のではなく“自分でつくる”。そんな仲間とともに成長を

―― 事業の成長に必要な人材がよく分かりました。求められるスキルは高いですが、新規事業だからこその魅力にも触れられるのではないでしょうか?

この事業はまだまだ始まったばかりで、メンバーも数えるほどしかいません。その分、たとえばマネジメントをやりたい、企画系に進みたいといったチャレンジをしやすい環境でもあります。当然、求められる役割に対する成果は必要ですが、成果を出すことで自身のキャリアを描きやすくなる。それが、新規事業に携わることの魅力の1つではないでしょうか。

―― 採用担当者として、事業やこのポジションの魅力を発信するとともに、組織にマッチした人材の獲得を全力でサポートさせていただきます!最後に、キャリアアドバイザーへの応募を検討している方へのメッセージをお願いします。

私たちが最終的に目指しているのは、デジタルを活用した人材紹介の新しいモデルをつくり、未経験層・若年層の転職をサポートするとともに、企業側の高い採用コストを下げること。
小林さんもご存知のように、今の日本では採用コストの高さ故に事業そのものや従業員の教育・研修にコストをかけられない企業も多いのが実情です。また、複数の転職エージェントと契約することで、コストだけでなく管理工数が増大し、採用担当者の負荷を高めてしまっているケースもあります。

こうした企業側の“負”を解消し、採用以外のところにリソースを使ってもらえるような世の中にする。それが私たちの理想であり、その人材紹介モデルをつくり上げるのが私たちの使命。“歴史的瞬間”と言ったら大げさかもしれませんが、私たちはそのくらい本気で新しい人材紹介のモデルをつくろうとしています。

私自身、そういった世界が出来上がることに立ち会うのではなく、自分自身でつくっていくことにやりがいを感じるタイプ。今回仲間に加わっていただくキャリアアドバイザーの皆さんにも、キャリアアドバイザーとしてだけでなく、一緒に事業づくりを進めていただくことになります。自分自身で新しい世界をつくっていく、外から見るのではなく中に入って一緒に事業をつくり上げていく、そのためにどんなことにも挑戦したいという気概を持った方からのご応募をお待ちしています。


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今回紹介したパーソルイノベーションの新規事業で一緒にはたらく仲間を募集しています。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひこちらからエントリーください!

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