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理想はリスクが“自然と”取り除かれている状態。事業成長を支えるビジネス推進部の役割

どれだけ素晴らしいビジネスコンセプトを描いても、必ずしも成功できるとは限らないのが新規事業。様々なリスクを取り除きながら進めていかなければなりません。

パーソルイノベーションには、リスクマネジメントを一手に担い、事業成長をサポートする専門組織、ビジネス推進部があります。

今回のインタビューでは、HRマネジメント部タレントブランディング室の小林が、ビジネス推進部 部長の岩田 聖二(いわた せいじ)さんにビジネス推進部の役割、大事にしている考えなどを伺いました。

岩田 聖二 
新卒で大手人材会社のグループ会社に入社。新規開拓営業にはじまり、営業企画、新規事業開発、業務委託先管理、品質管理、BPR企画、管理会計制度刷新、基幹システム刷新、経営企画等々を経験。2007年、インテリジェンス(現、パーソルキャリア)に入社し、「an」の業務企画・審査部門で媒体リニューアルに伴う基幹システム刷新等に10年ほど携わる。その後、パーソルホールディングス財務本部内部統制部、パーソルテンプスタッフ OS事業本部業務管理部を経て、2019年5月にパーソルイノベーションに参画。現在はSBU統括本部 コーポレート統括部 ビジネス推進部 部長を務める。

※所属部署・役職は2021年12月時点のものです。

人材業界で幅広い業務を経験し、マネジメントの道へ

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ーー岩田さんのこれまでのキャリアを教えてください。

新卒入社した大手人材会社のグループ会社で14年ほど勤務しました。新規開拓営業から、営業企画、新規事業開発、業務委託先管理、品質管理、BPR企画、基幹システム刷新、経営企画まで実に幅広い業務を経験しましたね。

その後、数社を経て、2007年に入社したのがパーソルキャリアの前身、インテリジェンスです。

採用面接でお会いした経営陣の方々が若くて魅力的で、もっと伸びていく面白そうな会社だと思い入社を決めました。当時のインテリジェンスは学生援護会と事業統合したばかりの時期で、事業の変革ぶりが目覚ましかった。中で働く人たちも血気盛んでしたね。

ーーそこからパーソルとの関係が始まったのですね。入社後はどんな仕事をされていたのですか?

求人メディア「an」の業務企画部門の管理職として、求人原稿制作や受注請求業務、掲載企業審査などを担当しました。

10年近く経験後、次は新しいことをやりたいと希望して、パーソルホールディングス(以下、パーソルHD)に異動。当時の財務本部内部統制部の部長としてグループ全体の内部統制評価を担当しました。

パーソルHDがオーストラリアの会社をM&Aした時期でもあっため、海外子会社へのJ-SOX導入・適用が主なミッションでした。とはいえ、私は全く英語ができません(笑)。

そこで英語が得意かつ内部統制評価の経験が豊富な人材を採用して、何とか業務遂行できる体制を作ることに。ジョインいただいた方々のおかげで何とか無事にミッションが遂行できました。

事業に寄り添い、具現化できるようサポート

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ーー様々な部署の責任者を務めたのですね。そこからパーソルイノベーションに移った理由を聞かせてください。

長年、新規事業に関わりたい想いを持ち、社内のキャリアデザインシートに「新規事業に携わりたい」と書き続けていました。

新卒で入社した会社で3年目に経験した新規事業開発が、これまでの仕事の中でも特に印象に残っていたこともあり、パーソルグループの中でも新規事業を次々に生み出すことをミッションに設立されたパーソルイノベーションにジョインさせていただき、大変感謝しています。

参画後は、ミドルバック機能を担うビジネス推進部の基盤を作ることが使命でした。ミドルバックとは、新規事業開発を直接担うフロント部門が、より高い成果を生むためのサポートをする部署のことと捉えています。

当時のビジネス推進部は私含めて3人のみの小さな組織でしたが、採用に注力して優秀な人材にジョインいただき、現在は19名の体制へと成長しました。理想とする基盤をしっかり築けつつあると思います。

ーービジネス推進部の具体的な役割とは何でしょうか?

ビジネス推進部は、一言で言うと「新規事業を様々なリスクから守りつつもしっかりと支援する部隊」。事業に寄り添い、ビジネスに必要な専門的なスキルやノウハウを、お手軽・スピーディ・一元的に提供し、その成長を強力に支援するのが役割です。

部内は、ガバナンス・リスクマネジメント室、法務・コンプライアンス室、ビジネス支援・情報セキュリティ室の3つの室で構成されています。それぞれの部署が単独で、ときに緊密に連携しつつ、専門的な観点から各事業のビジネスコンセプト・スキーム等を理解し、適切なプロダクト開発や健全な成長をサポートしています。

ーービジネス推進部として、重視している考え方はありますか?

「リスクが自然とコントロールされる状態を作ること」をモットーに掲げています。車の運転で例えると、運転手(事業責任者)がアクセルをおもいっきり踏んで前進する際、本人が気付かないうちにブレーキが上手く作用してカーブを曲がり、安全が確保されつつ最速で走行しているような状態が理想です。

ビジネス推進部に相談すれば、様々なリスクが上手くコントロールされて、事業がどんどん前に進んでいる実感を持ってもらいたいと思います。

多様な事業があるから未知の領域に挑戦できる

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ーービジネス推進部で仕事をする面白さとは何でしょうか?

新規事業開発のサポート役として、幅広いことにチャレンジできるのが最も面白い点だと思います。法務・コンプライアンスなど専門性の高い職種の場合、1つの事業にだけ対応する環境だと、徐々に満足感が得られなくなってしまうこともあると思うんです。

でもパーソルイノベーションでは、関連会社も含めて多種多様な事業を扱っているので、常に新しい領域に関わる機会があります。「過去やったことがある業務」の繰り返しではなく、新しいことにチャレンジできる。これは非常に刺激的だと考えます。

もちろんコンサルティングファームなどでも、クライアントに応じて幅広い仕事ができます。一方で私たちの場合、クライアントワークでなく事業会社の内部組織ですから、当事者として意思決定に関われる裁量の大きさが違いかなぁと思っています。

ーーどんな方に入社してほしいと考えますか?

キャリアに応じた専門スキルを持っていることは前提として、高い学習意欲があり、その意欲を行動に変えてやり切る力を持っている方ですね。難易度の高い課題が出た際、自ら調べ、学び、理解して業務遂行していけるかどうかが大事だと考えます。

ただ最終的には、人間として信用できるかどうか、人柄が大事だなと。誠実で正直な方々に仲間になっていただきたいです。そして、既存メンバーやこれからジョインいただく新しいメンバーとともに、パーソルイノベーションの事業支援体制をさらに進化させていければと思います。

将来的には「ビジネス推進部という支援体制が確立されているから、パーソルイノベーションで事業を立ち上げたい(新規事業創出プログラムDritに参加したい)」と希望してもらえるように、部署(機能や人材)の存在価値を高めていきたいですね。

※ビジネス推進部の記事一覧
・法務・コンプライアンス室の記事はこちら
・ビジネス支援・情報セキュリティ室の記事はこちら
・ガバナンス・リスクマネジメント室の記事はこちら

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