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育児をキャリアの足かせにしない!新規事業に邁進する私が考える、仕事と家庭のあり方

当社では、出産・育児などのライフステージの変化を迎えた後も活躍する女性が多くいます。ラーニング領域本部ラーニング事業開発室の中村 友香(なかむら ゆか)さんもその1人。

こんにちは!パーソルイノベーションHRマネジメント部タレントブランディング室の小林 日奈子です。今回は、『学びのコーチ』の成長に向けて挑戦を続ける中村さんにインタビューしました。

お子さん2人を育てながら、生産性高く仕事をしていくためにどんな工夫をしているのでしょうか?また女性が社会で活躍し続けるために、何を大切にしているのでしょうか?お話を伺いました!

※所属部署・役職は2021年7月時点のものです。

中村 友香
2006年、インテリジェンス(現、パーソルキャリア)に新卒入社。転職・採用支援サービス『doda』にてIT・インターネット領域担当のキャリアアドバイザー・法人営業を経て、首都圏IT業界担当の法人営業部長として事業推進。首都圏キャリアアドバイザー部長を歴任し、様々な業界・職種の転職希望者のキャリア支援に注力。2021年3月、パーソルイノベーション ラーニング領域本部ラーニング事業開発室co-founderに就任。

サービスを磨き込んでいく過程が面白い!

ーー現在のポジションと業務について教えてください。

ラーニング領域本部ラーニング事業開発室のco-founderを務めています。2021年7月にリリースした法人向けオンラインコーチングサービス『学びのコーチ』を運営しています。

『学びのコーチ』は従業員のリスキリングを目的に、コーチングと個別オンラインカリキュラムを組み合わせた独自のプログラムです。

リリースしたばかりのサービスなので、役割や業務が固定されているわけではありません。主な役割は、サービスイン後のプログラムマネジメントですが、コンセプト設計や、法人顧客との打ち合わせ、受講生の方とのやり取り、採用など必要な業務に幅広く関わっています。

ーー新規事業に携わってみて、どんな点に面白さを感じますか?

これまでは、パーソルキャリアで長らく管理職を経験してきました。会社の主幹事業である人材紹介事業のゼネラルマネジャーとして、意思決定や組織運営、人材育成をするのが主な役割でした。

一方、0→1のサービスを作り育てていく今の仕事では、考えることや実行することが更に広がり、スピードアップしている印象です。

どのようにお客様に価値を提供していくのかを考えながら、アクションと振り返りをしつつ、次につなげることを全速力で行っています。ハードな局面もありますが、サービスを自分たちの手で磨き込んでいくプロセスそのものが面白いですね。

育児・家事と両立しながら、生産性高く働く

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ーー2人のお子さんを育てる中村さんの1日のスケジュールを教えてください。

在宅勤務中心で、必要なときに出社するスタイルです。今年3歳、1歳になる子どもたちを保育園に預け、フルタイムで働いています。

<1日のスケジュール例>
▼6:00~8:00 子ども対応&保育園送り
▼9:00 サービス企画運営業務
▼10:00 社内MTG
▼11:00 面接
▼12:00 昼休み
▼13:00 顧客打ち合わせ
▼14:00 サービス企画運営業務
▼17:00 保育園お迎え
▼18:00 ご飯
▼19:00 お風呂
▼20:00 寝かしつけ
▼21:00〜22:00 残業務

ーーちなみに、家事ではどんな工夫をしていますか?

「子どもがいることで増えるタスクを、どうやって最短でこなすか?」を徹底しています。

たとえば、1人目の出産後、食洗器やドラム式洗濯乾燥機など時短できる家具を一通り揃えました。2人目のときは、家事代行やベビーシッターのサービスを利用するように。

食事作りに関しては、1週間分の献立を決めて週末に食材を買っています。またネットスーパーを週1回利用することで、買い物に行く頻度を減らすようにしました。

とにかく迷ったり考えたりする時間を極力作らないように、家事の仕組みを整えているのがポイントですね。

ーー仕事と育児の時間では、どのように頭を切り替えているのでしょうか?

育休復帰とほぼ同時に『学びのコーチ』がスタートしたこともあって、しばらくは子どもと接しながらも頭の中では仕事をしている状態でした。

そんなとき長女に「ママ、笑って」と言われて、大きな衝撃を受けたんです。子どもと向き合っているつもりでしたが、オン・オフをしっかり切り替えられていなかったんでしょうね。

それ以来、子どもと接している間は完全に仕事脳をオフにする「強制切り替えモード」を発動。仕事も育児もメリハリがつくようになりました。

「家庭は女性が担うもの」を変えるために

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ーー出産前後で、仕事観への変化はありましたか?

特に変化はありませんでした(笑)。自分の仕事観に、出産後どんな変化があるのかな?と楽しみにしていた面もあったんですけどね。

子どもはもちろんかわいいですが、子どもの存在を理由に仕事をセーブしたい気持ちは芽生えませんでした。

仕事と子育て、どちらも大切なもの。子どもの存在が仕事の大変さを癒してくれるし、育児で感じるストレスを仕事によって解消できる。相互にいい影響を与え合うものだと感じています。

ーーライフステージが変化しても、女性が活躍し続けるために大切なことは何だと思いますか?

「家庭は女性が担うもの」を変えていくことだと思います。

育児・家事の負担が女性に偏っているために、苦しんでいる人たちをたくさん見てきました。この原因は「女性がやるべき」という価値観を、男性も女性もどこかで持っているからだと考えます。。決して、男性側だけの非ではない気がするんです。

この問題を解決するためには、男女関係なく、同じ温度感で育児・家事に取り組む必要があると強く感じますね。

我が家では、夫婦の擦り合わせをとても重視しています。どんなキャリアを築いていきたいのか、今はどういうフェーズなのか、家庭運営をどうしていきたいのかなど、お互いのことをよく話し合うようにしています。

私にとって、今は仕事にエネルギーが必要なフェーズなので、夫にはかなり協力してもらっていますね。本音で話し合い、意識のベクトルを合わせて協力体制を築いていけると、女性は気遅れすることなく活躍できるようになると思います。

やりたい仕事に夢中の母親でありたい

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ーー今後の目標について教えてください。

まずは『学びのコーチ』を育てることが一番の目標です。多くの企業に導入いただき、一人でも多くの方に新たな学習体験をご提供し、価値を生み出せるように尽力していきます。

そして、ゆくゆくはラーニング領域で新たなサービス立ち上げにも挑戦していきたいです。

ーー素敵ですね。子育てにおけるテーマもぜひ教えてください。

子どもたちには、やりたい仕事をやっている自分の背中を見せていきたいですね。

親が子どもの行動や意思を決められるわけではありません。「これをしたら?あれをしたら?」と先回りして動くのは、子どもにとって窮屈になると思うんです。子どもたちには、自分でやりたいことを選んで、人生を充実させてほしいと思います。

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