見出し画像

レジ締め作業の極意とは?現金を素早くミスなくチェックする方法を伝授!

パーソルイノベーション・デジタルマーケティング部の福井です。レジ締めは店舗管理において大変重要な業務のひとつです。レジ締めをする目的としては、お金があっているかどうかを確認することです。

多店舗展開している企業の店舗運営部であれば、店舗ごとの売り上げが正しく計上されていないと話になりませんよね。ただレジ締めには、そうしたお金を合わせることだけでなく、別の目的もあるのです。

この記事ではレジ締めの目的と、効率的にレジ締めを行う方法について紹介します。また最後にPOSレジを使うとなぜレジ締めが楽になるのか、その理由についても説明しています。

レジ締めの意味と目的

画像2

今一度スタッフにレジ締めの目的から説明しましょう。レジ締めはすべての業種で行われています。レジ締めで行っていることは、先ほども述べた通り、1日の売上とレジの中にあるお金が合うかどうかを確認することです。

レジ締めを行えばその日にどれだけ売り上げて、どれだけの利益が出たのか確認できます。またレジ内の金額のチェックをするので、釣り銭の渡し忘れ等のミスもわかりますよね。

レジ締めをした後は、レジ内の現金を規定の金額に合わせます。1日の中で現金が動くわけですから、たとえば特定の硬貨だけ少なくなることもあります。

現金でもらったときに、お釣りが払えないとなったら困りますよね。そうならないためにも十分な釣り銭を用意しておくわけです。

レジ内に現金をどんどん貯めていくのではなく、規定以上の現金に関しては、別の金庫に保管するようにしていきます。金庫の現金もある一定額になったら、銀行に保管します。

そうすることで現金を安全な場所に移せるのです。つまり防犯にもつながります。

基本的にレジ締めは毎日行われます。毎日行わなければ何かミスがあった場合に、その原因を突き止められないからです。

レジ締めのメリット

画像3

レジ締めをする目的は、売上を確認したり、釣り銭を用意したりするだけではありません。そうしたデータを蓄積して分析することで、今後の売上を伸ばすことに活用できるのです

レジにはただどの商品を買ったかという情報だけではなく、年齢層や性別の情報も登録しています。そうした情報もレジ締めとともに集計し、今後の分析に役立てるわけです。

レジ締めを行わないとどうなる?

画像9

レジ締めを行わなければ、売上と利益を確定できないわけですから、その日の店舗運営がうまくいったかどうかわかりません。またミスがあった場合に、なぜそのようなミスが起こったのか、その原因分析もできないでしょう。

さらにレジに現金がたまり続けるわけですから、防犯上の問題も出てきます。先ほども述べたように、レジ締めをすることでデータがたまり、分析ができるわけです。分析をしなければ、なんとなく経験に頼った店舗運営になるでしょう。

もちろん経験に頼ったやり方でもうまくいく場合もありますが、確実性を上げるという意味では、レジ締めを行い、しっかりとデータを分析したほうがよいです。

レジ締めの手順

画像5

そもそもレジ締め業務はどのような手順で行われるのでしょうか。ここではレジ締めの手順について簡単に説明します。店舗スタッフにレジ締めを説明するときの参考にしてみてください。

1.前日のレジ内の現金を確認する

レジ締めをする際には、その日の始まる前にレジ内の現金がどのようになっているのか確認しておく必要があります。基本的には前日もレジ締め行っているわけですから、その際のレジ内の現金を確認しておけばよいでしょう。

2. 1日の売上を計算する

次に1日の売上を計算します。売上に関してはレシートに記載されているはずです。1日分の記載されたレシートを出し、売上を計算してみましょう。

3.レジ内の現金を数える

レジ内の現金も数えます。また支払いに関しては現金だけではないのが一般的です。キャッシュレス決済の売上も足さなければなりません。そうしなければレシートを合計した売上と、レジ内の売上が合わなくなってしまうので注意しましょう。

4.レジ内の現金から前日のレジ内の現金を引く

レジ内の現金から前日のレジ内の現金を引きます。そうすることで、その日一日で一体いくら現金が増えたのか計算できます。

5.売上データと照合

1日のレジ内の売上が計算できたら、レシートの売上と照合します。ここで一致していればとくに問題はありませんが、合わなければもう一度計算しなければなりません。何回計算してもあわなければ、お釣りを間違えたか、お金をもらい忘れたかの問題が考えられます。

現金が合わない場合、なぜ現金が合わないのか考え、再発防止策を考えましょう。実際にレジ締め業務では、現金が合わない人が特定の人に集中する傾向があります。

そのため対策も立てやすいですから、なぜ現金が合わないのか、対策をしっかりとしておく必要があるでしょう。

6.レジ内の現金を既定の金額にする

レジ内の現金はあらかじめ決められた額にして、決められた額以上の現金については金庫に移したり、銀行に預けたりします。売上を確定させる目的もありますか、防犯上もレジ内の現金は少ない方がよいです。

業種によってレジ内に現金をいくら入れておくかは違うと思いますので、それぞれの業種の特徴に合わせて現金を用意しておくようにしましょう。

レジ締めを効率的に行う5つのポイント

画像6

レジ締めの作業は慣れるまで結構時間がかかります。ではレジ締めを効率的に行うには何が必要でしょうか。ここでは5つのポイントについて説明します。

1.お札は10枚ごとにまとめる

お札は束にしてまとめておきます。レジ締めに関しては10枚でまとめるのが一般的です。10枚でまとめそれぞれの紙幣で何束あるかわかるようにしておきましょう。

2.小銭は硬貨で分けておく

小銭はレジの中で、すでに分けておく必要があります。違う硬貨を同じ仕切り内に入れておくと、お釣りの渡し間違いにもつながります。お釣りを渡し間違えると、現金が合わなくなるわけですから、結果としてレジ締め業務の時間は長くなってしまいます。

お釣りの渡し間違いがないように、硬貨はしっかりと分けて仕切り内に入れるようにしましょう。間違いやすい硬貨、たとえば100円と50円は場所を離すのも有効です。またどのしきりにどの硬貨を入れるか、シールを貼ってわかりやすくしておくのもよいでしょう。

3.小銭は50枚でまとめる

小銭は50枚でまとめるのが一般的です。よく50枚の小銭が入るケースを見たことがないでしょうか。こうしたケースはたとえば10円が50枚であれば500円と記載されており、合計額が計算しやすくなっています。

また硬貨を数えて枚数を出さなくても、そのケースにピッタリ入れば50枚とわかるので、大変便利です。50枚までまとめた後は、袋に入れておきましょう。

4.記入しやすい記録用紙を準備する

現金をまとめた後は、記録用紙に記載していきます。記録用紙は表の形になっているのが一般的です。小銭であれば50枚の束が何個あって、残りいくらというように書き込んでいきます。

紙幣も同様です。そして最終的にその金額を足せば合計額が出ます。キャッシュレス決済に関する記載をする項目も必ず作りましょう。訂正がある場合は、二重線で消して印鑑を押し、新たに書き直します。

5.マニュアルを作成する

レジ締め業務は誰でもできる業務ですが、効率的に行うためにはマニュアルが必要です。最初はマニュアルだけでは難しいです。ただし1回教えてもらえれば、マニュアルを見ながら2回目以降は1人でできます。

マニュアル化することで、レジ締め業務が誰でもできるようになるわけです。またマニュアル化することで、レジ締め業務のミスも防げます。マニュアルを作るのは大変かもしれませんか、一度作ってしまえば長く使えます。ぜひ作ってみてください。

多店舗管理も正しいレジ締めを徹底しよう

画像9

複数店舗を運営する経営者にとって、各店舗の売上管理は悩みの種。正しくレジ締めが行われていないと、当然正しい売上管理もできません。1店舗の売上管理だけでなく、多店舗管理まで行う場合、POSシステムを導入することで、各店舗のレジ締めも楽に行うことができ、現場にいなくても売上管理ができます。

POSシステムにもさまざまありますが、モバイルPOSシステムの中でも「POS+」はヒト、モノ、カネ、情報の課題をワンストップで解決するサービスです。

会計機能のほか、勤怠管理、シフト作成機能、顧客管理などを標準装備し、多様なシステム連携が可能です。各店舗のレジ締めが楽になります。

また「POS+」の機能のひとつである「POS+ assist(ポスタスアシスト)」は、複数店舗のPOSデータを自動で集計・分析、経営課題の可視化と改善を後押しするサービスです。

売上を多様な切り口で分析することで店舗の課題を明確化し、商品企画や販促施策の立案など改善策につなげることが可能となります。こちらを利用すれば多店舗の売上管理が簡単に行え、詳しい分析も行えます。

POSレジならレジ締めも簡単に!

画像7

レジ締め業務を効率よく行う5つのポイントについて説明しましたが、POSレジを導入することで、さらにレジ締め業務を効率的に行えます。POSレジであれば、売上の精算や注文の集計が自動でおこなえます。

現金だけでなくクレジットカードなどのキャッシュレス決済に関しても自動計算してくれるので、レジ内の現金とポスレジの計算した金額が合っているか確認するだけでいいのです。そのためレジ締め作業もミスも減るでしょう。

またPOSレジであれば複数店舗の売上もすべて自動で計算してくれるため、その店舗に行かなくても売上が確認できます。さらにポスレジであればマニュアルも簡単なもので済むでしょう。

まとめ

画像8

ここまでレジ締め作業の意味と、レジ締め作業の流れ、さらにレジ締め作業を効率よく行うポイントについて紹介してきました。レジ締め作業効率よく行うためには、POSレジを導入するのも有効です。

POSレジに関してはレジ締め業務が効率化するだけではありません。他にも在庫管理がしやすくなったり、飲食店であれば注文を直接レジに送るオプションもつけられます。

また万が一従業員の誰かが売上をごまかした時も、レジ操作の記録がしっかりと残されているため、POSレジならすぐにわかります。さらにレジ締め業務が楽になるということは、それだけ従業員の負担も減るということですよね。

このようにPOSレジにはレジ締め業務を効率的に行う機能だけでなく、店舗業務そのものを効率化する機能がついているのです。

数あるPOSシステムの中でもお勧めしたいのが有償POSレジで国内トップクラスのシェアのクラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」です。
「POS+」は、店舗の売上向上や店舗運営担当者の業務負担軽減による生産性向上を実現し、また従業員にとって利便性の高い機能を搭載する店舗向けソリューションです。

とくにPOSシステムと売上管理のさまざまな機能を組み合わせた「POS+」は、これから売上管理をしたいという方にはオススメです。「POS+」は在庫変動や多様な販売処理の詳細管理で、人的ミス防止や閉店作業にいたる店舗オペレーションを改善し、業務効率化・利益向上を実現します。

飲食店向け POS+ food,POS+ liteはこちらから

画像1

いかがでしたか?パーソル、パーソルイノベーションでは今後もこのような情報提供を行っていきます。

ポスタス株式会社および「POS+」について 
https://www.postas.co.jp/
ポスタス株式会社は、2013年5月のサービス提供から、有償POSレジで国内トップクラスのシェアを誇るまで成長したクラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」の事業を、パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社より承継する形で、2019年12月2日に設立いたしました。
「PERSOL(パーソル)」について <https://www.persol-group.co.jp/>
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。

#飲食 #飲食店 #飲食業界 #新型コロナ #コロナ対策 #店舗運営 #店舗管理 #POS #ポスレジ #券売機 #セルフレジ #モバイルセルフオーダー #非接触 #省人化 #DX #ポスタス #パーソル #レジ締め

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!