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『エクスチーム』が注力する、企業とフリーランスの信頼関係の基盤づくりとは?

ーー「働くをアップデートしたい」。

事業責任者片山のこうした想いから生まれた法人向け外部人材活用システム『エクスチーム』。なぜ、外部人材の活用が軸となったのでしょうか?片山と、共同創業者でエンジニアの坂村に話を聞きました!

※この記事はオンライン取材で作成しています。

▼片山徹之
2004年インテリジェンス(現パーソルキャリア)に新卒入社。アルバイト求人メディア「an」の営業、営業企画、商品企画、マーケティングに従事。LINE社と提携し「LINEバイト」の立ち上げを行う。現在はパーソルイノベーションにて『エクスチーム』の事業責任者を務める。
▼坂村晋弥
2015年インテリジェンス(現パーソルキャリア)に中途入社。エンジニアとしてリファーラルリクルーティングサービス『MyRefer』の立ち上げから参画し、エンジニアチームを牽引。『エクスチーム』でもエンジニアチームをまとめる役割を担う。

“信頼”が、業務委託のトラブルの原因に……?

――まずは、『エクスチーム』を立ち上げようと思った背景について、教えてください

片山:私は新卒からパーソルグループに所属していますが、さまざまな機会に恵まれ、多くの経験をしてきました。そのなかで、人は経験や立場によって成長することを実感して。

いろんな環境で働くことは、その人のキャリアにとって大きな財産となる。1つの会社で働き続ける以外に、 自分のやりたいことにプロジェクトベースで参画できる仕組みをつくりたいと思ったんです。

そこで着目したのが、業務委託や副業の働き方を当たり前にすることです。ところが、そこには大きな問題がありました。

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▲片山徹之/『エクスチーム』の事業責任者

――どのような問題があるのでしょうか?

片山:たとえば、企業は、ある業務を専門的な人に取り組んでもらいたい需要があるから、適した人に依頼をしますよね。つまり、企業と業務委託で仕事を請けるフリーランスの関係は対等であるはず。

ところが、現状としては発注側となる企業の立場が上になっていることが多い。ここに、本来あるべき姿とのギャップがあります。業務委託におけるトラブルの多くは、契約に関わることが多く。中には契約書を交わさない企業もあるんです。

坂村:実態として、双方の関係が「信頼」で成り立っていて、口頭発注になることが少なくありません。周囲のフリーランスに話を聞くと、稼働して3日目で業務が打ち切りになり、賃金が支払われなかったケースもありました。

さらに賃金については、「前回と同じで」と口頭で済まされてしまうことも。フリーランスが企業と契約書を交わしたいと思っても、業務を打ち切られるのではと不安に思い、言い出せないことがあります。

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▲坂村晋弥/『エクスチーム』のエンジニアチームを率いている

片山:これだと、安心して働けるとは言いづらいですよね。『エクスチーム』は、社員もフリーランスも、ワンチームで活躍できるよう、信頼の基盤を築きたい。そして世の中の働き方を変えていくことが、「働くをアップデート」することに繋がると思っています。

契約書を簡単に締結できる。それが信頼関係構築の土台に。

――信頼の基盤を築くために、『エクスチーム』ではどのようなサポートをしているのでしょうか?

片山:企業がフリーランスとの信頼関係を築くのに欠かせないけど手間になっている、契約締結・請求対応などの業務を効率化することです。

『エクスチーム』は、業務委託や副業で関わるフリーランスをリスト化し、発注・業務の進捗確認・請求状況などを一元管理できます。

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――業務委託の状況の「見える化」を特徴にしているのですね。

片山:はい。それには理由があって、企業がフリーランスと働きやすい環境を整えるにはどうしたらいいのかをヒアリングをするなかで、得た課題は大きく2つありました。

1つは、企業がいい人材と繋がれていないこと。
ここは、すでに世の中にある企業とフリーランスのマッチングサービスが担っている部分ですね。

もう1つは、企業にとって、フリーランスの管理が煩雑になっていること。
依頼するフリーランスの人数が増えれば増えるほど、契約書の締結や請求書の管理に時間が取られてしまいます。

しかも、こうした管理は属人的になりやすい。ある担当者が依頼しているフリーランスや案件状況などは他部署と連携がされておらず、企業の資産として活用できていないんです。『エクスチーム』は、この課題を解消することに決めました。

――企業とフリーランスが働きやすくなるために、「管理の煩雑さ」を解消しようと決めたのはなぜでしょうか?

坂村:企業とフリーランスが対等な関係で契約を結ぶ価値観が浸透し、それが当たり前になることが欠かせないと考えたからです。フリーランスと対等な関係を築きたいと思っている企業に対し、適切なソリューションを提供する。

環境を整えるのに一足飛びでできることはないので、まずは足元を固めようと。

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片山:今後、フリーランスの人がこれまで以上に増え、そうした働き方が当たり前になると、きちんと契約のできる企業だけがフリーランスから選ばれる時代になっていくと思います。

企業としてもミッションを達成するために、必要な人材リソースをどう確保するかを考えざるを得ない局面に立たされることでしょう。

企業とフリーランスが対等な関係で契約を結べることは、双方にとってメリットになります。


業務委託に力を入れる企業をサポート

――『エクスチーム』は、現在どういった企業様で導入されていますか?

片山:導入先はWebメディアの運営会社やIT企業など、クリエイターと仕事をすることが多い企業が中心ですね。ここ最近では、企業の業務委託活用が増えていることもあり、幅広い業種の企業様にご導入いただいています。

坂村:『doda』の制作を手掛けるパーソルイノベーションのグループ会社にも導入してもらっているのですが、これは開発面での強みにもなっています。使い勝手などをヒアリングしやすい環境にあり、そこで得た声を元に機能改善に活かしすい。

――フリーランスと働く企業様も増えているのでしょうか?

片山:『エクスチーム』をリリースしたのは2019年5月ですが、その当時よりも現在の方が、業務委託で仕事をする話を聞くことが増え、外部人材活用の広がりを感じています。

今『エクスチーム』ができていることは、企業とフリーランスの契約のオンライン化など、業務を安心安全かつ簡単にできるようにすること。つまり、マイナスをゼロにするための業務の効率化が中心です。

今後は、集まったデータを活かし、よりフリーランスの活用にプラスになるサービスを提供していきたいと思っていますね。

『エクスチーム』で切り開く、新たな市場

――最後に、それぞれが感じている『エクスチーム』でのやりがいを教えてください。

坂村:純粋に近い未来、業務委託や副業など多様な働き方が気軽に選択できるようになることに、可能性を感じています。これからの働き方に少しでも寄与できることは大きなやりがいになっています。

また、各々の開発メンバーがサービスに対して強い想いを持っていて、積極的に「こうしたほうがいい」と意見を言う人が多いことも面白みの1つ。1人ひとりの意見が、機能に反映されていくのは、スタートアップならではの仕事の醍醐味になっていますね。

片山:たしかに、『エクスチーム』には言われたことをひたすら頑張りますという人よりも、何か新しいものをつくりたいと自分の意思があり、動ける人が集まっていますね。

私はこれまで既存事業に関わることが長かったのですが、既存事業は期待した成果や役割が明確にある。一方で、新規事業はそうしたものがなく、自らつくりださないといけない。

市場でいえば、転職市場はあるものの、業務委託市場はまだない市場。新しく市場を開拓していく部分に挑戦のしがいがあります。

もちろん、最初からうまくいくわけではないし、壁や課題もある。でも、せっかく新規事業として行うのだから、世の中にインパクトのあるものとして『エクスチーム』を成長させていきたいです。

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