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『コミックラーニング』の成長の軌跡から探る、新規事業開発の仕組みと裏側

『新手法、新領域で、未来をぬりかえる。』というミッションのもと、新規事業開発に取り組むパーソルイノベーション。インキュベーションプログラムである『Drit(ドリット)』を通じてさまざまな事業が生まれ、それぞれがパーソルグループのビジョン『はたらいて、笑おう。』を実現するサービスへと進化を続けています。

こんにちは!パーソルイノベーション ビジネス推進部 採用室の小林 日奈子です!

今回ご紹介する『コミックラーニング』は、コミック教材を使った素早いインプットと高い学習効果でビジネスパーソンの学びを支援する研修サービス。『Drit』への参加でサービスの形をつくり、2021年8月のサービス開始から順調に成長を遂げています。

パーソルイノベーションの新規事業開発の裏側を探るべく、事業責任者である仙波 敦子(せんば あつこ)さんにお話を聞きました。

■『Drit』について詳しく知りたい方はこちらの記事を参照

※所属部署・役職は2024年5月時点のものです。

顧客や現場の声をもとに方向性を修正。それが成長のアクセルに

―― 仙波さんにはサービス開始直後の2021年9月にも登場していただき、事業立ち上げの背景や事業の内容を詳しく教えていただきました。そこから約2年半、どんな変化がありましたか?

『コミックラーニング』は、コミック教材を活用した法人向けの研修サービス。社内の研修教材としてテーマに合わせた独自のコミック教材を制作するオリジナルコミックプランと、コミック教材が毎月配信され継続的にeラーニングで学べるコミックトレーニングプランの2軸で展開してきました。

2021年8月にサービス提供を開始し、市場動向やお客さまの声、そして現場の声を聞きながらサービスを進化させ、今では50万人を超えるビジネスパーソンにご利用いただくサービスへと成長。そして、2024年度からは新たなプランとして「ワークショッププラン」が加わり、3つの柱で事業を展開することになりました。

―― ワークショッププランの開発の過程ではどのような声があったのですか?

お客さまからコミック教材のクオリティに対する高い評価をいただく一方で、「アウトプットの方法も増やしたい。コミック教材の活用方法を教えてほしい」という声が数多く寄せられていました。

研修を受けてもらう以上、コミック教材を読んで終わりではなく、知識の定着を図ることが大切ですよね。その手段として、確認テストを行うなどさまざまな取り組みが考えられます。しかし、せっかく我々のコミック教材の評価が高いのなら、コミック教材をもっと活用できる別の方法があるのではないかと模索していました。

その中で浮かんだのが、オンライン上でロールプレイングを行うワークショップ。簡単に中身を説明すると、コミック教材を途中まで読んでもらい、その後何が起きるか、また起きたトラブルをどう解決するかなど、コミック教材のキャラクターになりきってディスカッションを行うというものです。2023年度下期から検証を開始し、これから本格展開していくところです。

―― 市場のニーズを的確にとらえた変化が、サービスの成長につながっているのですね。

そうですね。実は、サービス開始当初は「eラーニングで事業を拡大していく」という方向性だったんです。しかし、順調に売上が伸びているとはいえ、eラーニング市場の成長率が鈍化し、価格競争の懸念も出てきたことから、本当にこの方向性でよいのかと疑問を抱いたのも事実。何より、お客さまが気に入っているのはあくまでも我々のコミック教材であって、eラーニングだから評価が高いのではない。その実態を踏まえ、「コミックを基点とした総合研修サービス」へと舵を切りました。それが奏功し、『コミックラーニング』の成長につながっているのです。

パーソルイノベーションには1事業が新規事業開発の仕組みを変えられる柔軟性がある

―― では、『コミックラーニング』をはじめ、パーソルイノベーションの新規事業開発を支える仕組みについておうかがいします。

私たちは、新規事業開発を未来の“はたらく”をぬりかえるサービスを起案する「事業起案ステージ」、事業成長の可能性を探り取捨選択を行う「R&Dステージ」、大きく投資し事業を発展させていく「グロースステージ」の3つに分けて推進し、事業の収益化とその先にある社会課題の解決を目指しています。この成長の過程にCompany化という1つの節目があり、『コミックラーニング』も2024年4月にCompany化しました。

パーソルイノベーションでは、これまで『TECH PLAY』や『lotsful』『Reskilling Camp』など、多くの事業がCompany化し成長を遂げています。「室」から「部」への昇格と言えばイメージしやすいと思いますが、当然、Company化にはパーソルイノベーションならではの基準を満たしているかの審査があり、どの事業もその審査を通過し今にいたっています。

私たち『コミックラーニング』も「事業起案ステージ」からはじまり、そこからステップアップしてCompany化したわけですが、Company化はあくまでも通過点。私たちのビジョンである“カジュアルに学ぶ社会の実現“に向け、総合研修サービスとしての勝ち筋をつかみ、さらに次のステージへとステップアップしていきます。

―― Company化は通過点だとはいえ、成長を示すことができなければ審査を通過することはできませんよね。今回から審査基準などが変わり、新しい審査体制での第1号が『コミックラーニング』だったと聞いています。

パーソルイノベーションは、2019年に設立されたまだまだ新しい会社。Companyの定義や審査の基準などを再設定している段階で、私たち『コミックラーニング』の審査から他の事業の責任者も審査者として加わるなど、大きな変化がありました。

―― 実際に審査を受け、どんなことを感じましたか?

実は、審査が進む中で「本当にこれ必要なの?」などと疑問に思うことがいくつかあったんです。その疑問を正直にぶつけたところ、「確かに、その部分はもう一度検討した方がいいね」という話になり、その“緩さ”に安心したことをよく覚えています。

と言うのも、会社で決められた基準やルールに疑問があっても、それを言い出せない会社も多いし、言ったところで何も変わらない会社も多いですよね。でも、パーソルイノベーションには疑問をぶつけられる空気があるだけでなく、それに対して応えてくれる“緩さ”もある。極端に言うと1事業が基準を変えていける、そんな柔軟性も改めて感じました。

―― 採用活動をしていても会社の柔軟性をいたるところで感じますね。今回の審査から他の事業責任者も審査に加わったということですが、同じ立場の方がその場にいることで得られる視点もあったのではないですか?

企業内ベンチャーとして同じ会社の中にいるからこそ、ベンチマークとして背中を見られるのは大きな利点だと日ごろから感じていました。でも審査という場で率直な意見を聞けたのは貴重な経験でしたし、責任者同士だからこそ通じる一種の“励まし”みたいなものももらえた気がします。

―― 今後は事業同士の新たなつながりも生まれていきそうですね。

そうですね。以前はどちらかというと、事業同士が競い合うという側面が強かったのではないでしょうか。切磋琢磨しながら成長していくという意味では、それはすごく大事なことです。でも、たとえば組織を拡大していくうえで「今のフェーズでマーケティング担当者って必要かな?採用した方がいいかな?」などと相談できる人が社内にいるのは心強いですよね。せっかく事業責任者という同じ立場の人材が何人もいるのですから、ナレッジの共有という点でも私は横のつながりを大事にしたいし、これからもっと交流が活発になっていくのではないかと期待しています。

新規事業開発に求められるのは“ふつう”と“ふつうじゃない”感覚のバランス

―― 『コミックラーニング』のCompany化を通じて、新規事業開発の裏側や事業同士のつながりが見えてきました。では、パーソルイノベーションで新規事業開発に取り組むうえでメンバーに求められることは何だとお考えですか?

私たちパーソルイノベーションでは、『新手法、新領域で、未来をぬりかえる。』というミッションのもと、そのミッションを遂行していくうえで『ふつうを疑う』ことをバリューとして掲げています。

このバリューが示すように、私はふつうのことを考えていては新しいことはできないと思っていて、一方で全ての人の“はたらく”を笑顔にするには「ふつうの人が求めるもの」をつくる必要があります。

一見、矛盾しているように感じますが、その合間を埋めていくのが新規事業開発。ふつうの感覚とふつうではない感覚とのバランスが大切であり、それが私たち新規事業開発に取り組む者に求められることと言えるのではないでしょうか。

―― 仙波さん自身、新規事業開発を楽しんでいる様子がすごく伝わってきます。

何もないところからアイデアを生み出し、考え抜いて、決めて、そして次へと進んでいく。私は、白い紙に絵を描いていくこの感覚が本当に好きなんです。

私がパーソルイノベーションにジョインしてもうすぐ4年が経ちますが、昨日と同じスケジュールだった日は今までに一度もないくらい、毎日違うことが起きるのが新規事業開発。道筋がないからこその面白さであり、そこに全力で取り組めるのがパーソルイノベーションの魅力なのかなと実感する日々ですね。

―― 最後に、パーソルイノベーションに興味を持っている読者へのメッセージをお願いします。

私自身は、新規事業開発に対する不安や困難を感じることはあまりないのですが、メンバーたちと話していて思うのは「新規事業には保証がない」ということ。いつクローズするか分からないし、もしかしたら来年なくなっているかもしれない。当たり前のことではあるのですが、次に何が起こるか分からない中で自分が対応できるのか不安だという方もやはり多いと思います。

そういった意味では、企業内ベンチャーという保証があるのがパーソルイノベーションの大きなメリット。クローズしたサービスのメンバーが新たに別のポジションで活躍したり、キャリアチャレンジ(※)の仕組みも活用できたり、自身の可能性を探るのにとても良い環境が整っています。

また、新規事業開発というと、お休みそっちのけではたらいているイメージがあるかもしれませんが、そんなことは一切ありません。子育てメンバーも多いですし、趣味のゴルフやキャンプ、釣りに没頭している人も。私自身、年末年始に約20日間休暇を取って息子と一緒にドバイ留学をしてきたほど、家族との想い出づくりもしやすいのがパーソルイノベーションなんです。

※留学先の語学学校内の写真。クリスマスの装飾が素敵でした!

こうしたはたらき方が許されるのも、パーソルイノベーションには責任者が長期間不在でも新規事業を回していけるだけのメンバーが集まっていて、そんな人材へと成長できる環境があるから。ベンチャーに飛び込んでがむしゃらにはたらくのもいいけど、ぜひその50%くらいの意気込みで飛び込んできてください(笑)。

私たちと一緒に、ワークとライフのメリハリのある、ウェルビーイングな新規事業開発を楽しみましょう。

※キャリアチャレンジ制度
パーソルグループの社員を対象とした公募型の異動制度。自身のキャリアデザインとその成長のために、パーソルグループ企業のさまざまなポジションに自ら異動希望を出すことができる制度です。

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