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厳しさも困難もある。「それでも頑張ろう」と思えるメンバーとともに組織を強くする

パーソルイノベーションの介護領域ブランドである『みーつけあ』。従来のサービスを進化させ、2023年9月から介護業界に特化した人材紹介サービス『みーつけあエージェント』を展開しています。

こんにちは!パーソルイノベーション ビジネス推進部 採用室の小林 日奈子です!

今回お話を聞いた石河 大輔(いしかわ だいすけ)さんは、2023年11月に『みーつけあ』にジョイン。セールスグループのリーダーとして求職者の支援や取引先の開拓の他、後輩の育成にも尽力しています。

『みーつけあ』の成長とその先にある日本の介護問題解決に全力で取り組む石河さんに、仕事の面白さや難しさ、メンバーに求められる心構えなどを聞きました。

※所属部署・役職は2024年3月時点のものです。

嫌いだったものが好きになった。その価値を伝えるために進んだサッカーコーチの道

―― 石河さんはサッカーコーチとして社会人の第一歩を踏み出したと聞いています。なぜ、コーチという職業を選んだのですか?

私は3歳でサッカーを始めたのでサッカー歴は30年以上。サッカーが大好きでその道に進んだと思うかもしれませんが、実は幼い頃は嫌々サッカーを続けていたんです(笑)。というのも、私は病気がちで幼稚園を休むことが多く、体を強くするためにと母が選んだのがサッカー。無理やりやらされていたこともあって、本当にサッカーが嫌いで…。でも、友達と一緒にできるという楽しみもあり、小学校に上がってからも何とか続けていました。

そんな私がなぜサッカーコーチという職業を選んだのかというと、小学生の時にお世話になったコーチの言葉があったから。私がサッカーをやめたいと相談した時、「サッカーが好きになれないのは僕の教え方が楽しいと感じないから。本人が振り向くまで続けさせてあげてください」という話を母にしたそうです。

中学に入ってからそのエピソードを聞いたのですが、その頃の私はサッカー好きに変わっていて。話を聞いた瞬間、「嫌いなことも好きにさせてあげられる伝え方のできる指導者になりたい」「自分が嫌いだったものが好きになったという価値を人に伝えたい」という想いが込み上げてきたのです。プロの指導者になればそれが実現できるのではないか。そう考え高校卒業後にコーチ養成の専門学校に進学。卒業と同時にサッカーコーチとしてのキャリアを歩み始めました。

はたらき方と向き合う中で飛び込んだ人材業界でキャリアを重ねる

―― サッカーコーチとして活動された後は、鉄道会社に転職されました。サッカーと鉄道がなかなか結びつかないのですが、どのような心境の変化があったのですか?

「嫌いなものを好きにさせる」という考え方は今でも大切にしていますし、コーチを続けていればその経験を積み重ねることができたと思います。でも、サッカーコーチという仕事は不安定な面があるのも事実。多くの場合、契約期間は1年や2年と短く、契約期間中に職を失う可能性もある世界なんです。

20年後、30年後と自身のキャリアや生活を考えた時、そのリスクを背負ってまでコーチを続ける勇気が持てなくて。安定した会社ではたらきたい、大企業でチャレンジしてみたいという気持ちが大きくなり、転職活動を行う中で縁あって鉄道会社へ入社しました。

―― その後はホテル業界を経て人材業界に入り、今につながるキャリアを築いてきました。

鉄道会社で2年勤務した後、ビジネスホテル企業に転職。管理職としてホテルの運営を任され、また新規ホテルの立ち上げも担うなど、本当に多くの経験をさせていただきました。

でも、とにかく出張が多い仕事で、2カ月、3カ月と家を空けることもざらにあって。やりがいを感じてはいたものの、実は当時、第一子が生まれたばかりで「2カ月も顔を合わせないってどうなの?」「妻に任せっきりでいいの?」などと自問する日々でした。

その中で転職すべきという結論に至ったのですが、なぜ人材業界を選んだのかというと、「すごく楽しそう」だと思ったから。大げさかもしれませんが、転職って家を買うくらい大事なことだと私は思っていて、その大事な転職をサポートできる、自分が力になれるのはすごく楽しいことなんじゃないかと思ったんです。それで人材業界でチャレンジしてみようと介護職に特化した派遣会社に転職。その後も人材業界一筋でキャリアを重ね、今に至ります。

“クッション材”としての役割を『みーつけあ』で実現

―― 今では介護人材紹介のスペシャリストとして活躍されています。介護領域に対する興味や知識の源泉はどこにあるのですか? 

私は小学校から高校までボーイスカウトに入っていて、その活動の中で介護施設を訪問することが何度もありました。また、仕事で忙しい親に代わって祖母が面倒を見てくれていた時期もあったんです。当時は高齢化が進んだ地域に住んでいたこともあり、周りにいたのはおじいちゃん、おばあちゃんばかり。高齢者と接する機会がたくさんあり、また介護施設もすごく身近な存在で、大人になってからは高齢化や介護人材不足など社会的な問題も考えるようになっていました。

―― 子どもの頃の体験が介護領域でのキャリアを後押ししてくれているのですね。では、『みーつけあ』との出会いを教えてください。

私はこれまで、大・中・小さまざまな企業ではたらいてきました。それらキャリアの中で自身に一番マッチしていたのが、大きな会社で“クッション材”としてはたらくこと。いちメンバーでもなければ部長級の管理者でもない、マネージャーやリーダーとして“間に入ってはたらく”ことにやりがいを見出す自分に気づきました。

そんなはたらき方を求めていた時に出会ったのが『みーつけあ』。パーソルグループという大きな組織の中にありながらも、介護領域に特化した新規事業を展開している。自身の力が一番活かせると思ったと同時に、まさにクッション材としての役割を果たせるのではないかと確信し入社を決めました。

自分が担当したら絶対にこの人のためになる。強い想いと自信が結果を生み出す

―― 今まさに、セールスグループのリーダーとしてクッション材の役割を果たしているのですね。では、石河さんの仕事内容や1日の流れを教えていただけますか?

パーソルイノベーションはフレックス制を採用していることもあり、私は朝9時か10時に始業し、まずは前日までに『みーつけあエージェント』にご登録いただいた求職者の方々のカウンセリングを行っています。

その後は、求職者を事業所に紹介するために電話をかけて交渉。夕方からは、以前『みーつけあエージェント』にご登録いただいたものの力になれなかった方たちに対し、改めてサポートできないか、いわゆる掘り起こしを行うというのが基本的な流れです。

―― 毎日さまざまな状況の方と接していると思いますが、その際意識していることはありますか?

まず、求職者の方々に対しては「その人の見ている先を一緒に見る」ことを意識しています。先ほどもお伝えしたように、転職は家を買うくらい大事なこと。転職を希望している方と同じ気持ちになり、その方のことを理解しながらお話を進めることを心がけています。

一方、事業所に対しては、単なる送客ではなく付加価値をつけたご提案を意識しています。介護業界に限ったことではありませんが、自分では思いつかない提案をしてくれたら嬉しいし、「この方を送りますね」とだけ伝えられて採用するよりも求職者のことを大切にしたくなりますよね。ですから私は「この方の経験はこんな場面でも活きてきますよ」というように、自分が間に入って付加価値をつけたうえで提案することを実践しています。

―― 付加価値はもちろん、丁寧なカウンセリングや提案を通じて安心を届けることで他社との差別化にもつながるのではないでしょうか?

そうですね。この業界は競合も多く、求職者は複数の転職サービスに登録しているのが一般的。その中から『みーつけあ』を選んでいただくためにも、私は「自分が担当したら絶対にこの人のためになる」と信じて求職者の方や事業所のご担当者とお話を進めています。

実際に「石河さんにお願いしてよかった」と声をかけていただくこともよくあるんですよ。これは決して自慢ではなく、それくらい強い想いで接しているということ。皆さんからいただく感謝の声は自信にもつながっていますね。

―― 一方で、業界ならではの難しさ、新規事業だからこその難しさもあるのではないですか?

言葉を選ばずに言うと、人材業界の仕事って「やみくもに電話しなきゃいけない」仕事。求職者の方を採用してくれる事業所を探すためにも、私たちであれば厚生労働省のデータなどをもとに電話をかけ続けなければなりません。

『みーつけあ』に興味がある方の中には、それは厳しいな、私には難しいなと思う方もいらっしゃるでしょう。また、マッチングがうまくいったとしても、少子高齢化が進む中で介護人材が足りなくなることは周知の事実。その解決策も考えなければならないなど、本当にさまざまな困難を経験すると思います。

それでも頑張らないといけないし、私たちの組織には「それでも頑張ろう」と思っているメンバーが集まっています。そして、皆が「利他の心」で課題解決に全力で取り組んでいると感じています。そんなメンバーが増えることでより強い組織になり、事業の成長につながっていくと私は信じています。

「当事者意識」と「人を大切にする心」がある人にこそ活躍の場がある

―― 『みーつけあ』という事業に携わることの面白さや難しさがよく分かりました。では、組織・事業の成長に向け、セールスグループが求める人材像についてもう少し詳しく教えてください。

私が一緒にはたらきたいと思う人材像は2つあって、1つ目が当事者意識を持っている人、2つ目が人のことを心から大切にできる人です。

『みーつけあ』はまだまだ新しい事業。今後10人20人とメンバーが増えても “ベンチャー”であることに変わりはありません。ですから、自分がこの組織をつくるんだ、自分が求職者の幸せな転職を成功させるんだという当事者意識を持っている人を求めています。裏を返すと「誰かがやってくれるだろう」と考えてしまう方は、今の『みーつけあ』にはマッチしないということです。

また、私たちが向き合うのは“モノ”ではなく“人”。求職者の方や事業所のご担当者はもちろん、一緒にはたらく仲間のことも大切にできる人と一緒に組織を盛り上げていきたいと考えています。

―― 『みーつけあ』では、未経験者も積極的に採用しています。当事者意識があり人を大切にできる人であれば、人材業界や介護業界のキャリアがない方にも活躍の場があるということですね。

はい。ただし事業である以上、収益を考える必要があることは言うまでもありません。そのため私たちは、未経験者でも早い段階で成果を出せるような教育体制を整えています。

具体的には、事業推進部という部隊が研修を担い、たとえば午前中は座学で午後は実際に事業所に電話してみるといった形でOJTを進めています。それだけでなく、『みーつけあ』が目指す姿や会社の方針、事業部の方針などを代表の藤島から伝える場も設けています。もちろん、私自身もチームメンバーのサポートを行っています。

代表から管理職、現場のエージェント、事業推進部まで、全員でサポートすることで早期に自走できる体制を整えているのが『みーつけあ』。未経験の方でも安心して応募してほしいですね。

―― 教育体制が整っているというのは、採用広報を推進していくうえで心強いです。では最後に、『みーつけあ』への応募を検討している方にメッセージをお願いします。

パーソルイノベーションは、「日本一事業が生まれる場所」を目指し、新規事業の開発を推進しています。私たち『みーつけあ』も、人材紹介事業を育てるだけでなく、介護に関する新たな事業を推進していくことになるでしょう。

これは、新規事業に積極的にチャレンジする姿勢が求められるということ。先ほどもお伝えしたように、『みーつけあ』にジョインすることでさまざまな困難にチャレンジすることになります。でも、たった一度きりの人生。チャレンジすることを楽しめる方たちと一緒に頑張っていきたいですね。

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『みーつけあ』では一緒にはたらく仲間を募集しています。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひこちらからエントリーください!

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