キャリアと学びがつながる世界を。リスキリング支援を提供するオンラインコーチングサービス『学びのコーチ』が実現したい未来
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キャリアと学びがつながる世界を。リスキリング支援を提供するオンラインコーチングサービス『学びのコーチ』が実現したい未来

「イノベーション」や「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉をあちこちで耳にする機会が増えました。多くの企業で新たなチャレンジが行われる中、時代の変化に対応して個人が新たなスキルを習得する必要性が出てきています。

こんにちは!人事の小林です。今回は、スキル習得を支援する法人向けオンラインコーチングサービス『学びのコーチ』でサービスオーナーを担う柿内さんにインタビューしました。

『学びのコーチ』では、パーソナライズされたキャリアコーチングとラーニングカリキュラムによる”学びの個別最適”を実現する独自のプログラムを、法人研修の一環として提供しています。立ち上げのきっかけやサービスの独自性、実現したい未来について話を聞きました。

柿内 秀賢
2006年、インテリジェンス(現、パーソルキャリア)に新卒入社。転職・採用支援サービス『doda』にてIT/製造業領域のキャリアアドバイザー・法人営業を経て、首都圏IT業界の法人営業部長として事業推進。2018年からパーソルホールディングスにてオープンイノベーション推進部の立ち上げ、グループ横断DXプロジェクトの企画推進を担当。2020年、パーソルイノベーションにて『学びのコーチ』を企画、立ち上げ。現在は同サービスの事業責任者 / ラーニング領域本部 事業開発室 室長。

法人向けオンラインコーチングサービスをリリース

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ーー『学びのコーチ』は、どんなサービスなのでしょうか?

企業の変化に伴った従業員のリスキリングに対応する、法人向けオンラインコーチングサービスです。

リスキリングとは、市場のニーズに合わせて既にある専門性に新たなスキルを足し合わせて変化に対応する行為のこと。現在はDXに対応するための言葉としてよく使われています。

『学びのコーチ』ではこうしたリスキリングのニーズに向き合い、まずは需要の大きいデジタルスキルの習得を中心に、パーソナライズされたキャリアコーチングとラーニングカリキュラムによる”学びの個別最適”を実現する独自プログラムを提供しています。

カリキュラムには、AWS, Python, Azure, Excel VBAのほか、ビジネスコミュニケーションやコーチングなどをご用意。法人企業の課題に合わせて、適切なプログラムを設計しご提案しています。

またベネッセコーポレーション様と業務提携しており、同社が運営する世界有数のオンライン学習プラットフォームの『Udemy』と連携していることも特徴です。

ーーサービスのフェーズと、組織体制や業務について教えてください。

『学びのコーチ』は2021年6月にリリースし、サービス導入拡大に向けてチーム一丸で様々な施策に取り組んでいるところです。

現在、私を含む4人のメンバーが在籍しています(2021年6月現在)。法人営業やプログラム運営を軸に、商品設計からマーケティング・広報など、サービスの成長に関わる業務を幅広く推進中です。

きっかけはリスキリングの必要性を感じた苦い体験

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ーー柿内さんには『学びのコーチ』を立ち上げるきっかけになった原体験があると聞きました。

はい。リスキリングの重要性を痛感した2つの原体験があります。

1つはリーマンショックのとき。当時、製造業の求職者様に対して転職支援を行っていたのですが、大手メーカーを解雇された方たちのご支援に苦戦していました。内定が出たとしても年収が半減するなど、苦境に立たされるケースが多くて。

家族を養っている方、自宅のローンを抱えた方たちが苦しんでいるのに、私の力が及ばず非常につらい思いをしました。世界情勢が変われば、置かれる立場が一瞬で変わってしまう現実を目の当たりにしたんです。

2つ目は、パーソルホールディングスでオープンイノベーション推進に携わったときです。当時の仕事は、社会課題の変化やデジタル分野のビジネスモデル、テクノロジーのトレンドを理解したうえで経営層に新しい企画を提案すること。

しかし、これらの経験や知識・スキルがないままの提案では全く歯が立たず、かなり苦労したんです。「何をどのようにやればいいのか?」手探りの状態が続き、成長実感を得られずにもがいていました。

2つの経験を通じて、時代に合わせた学びの機会が必要だと気付いたんです。

ーーそこからDXプロジェクトの企画を推進していくのですね。

自分自身のリスキリングの課題を通して、「イノベーションを推進するために必要なスキルとは何か」という疑問が生まれました。

そこで、イノベーション人材/DX人材のスキル定義とスキルアセスメントのAIプロダクトを起案したんです。この企画が認められ、パーソルグループ横断のDXプロジェクトを成立させることができました。

ほどなくして、経営層から「ラーニング事業を立ち上げて、キャリアと学びを接続するサービスを創出していきたい。事業の企画推進をしないか」と打診されました。

私自身も必要性を感じていた領域でしたから「こんなチャンスが自分に巡ってくるとは...!」と、最初は驚きました。

やるからには小さなサービスをローンチして終わりではなく「パーソルグループとして、この領域に注力していく」ことを証明できるように、事業を育てていかなければと覚悟したのを覚えています。

楽しみながら成果を出せる個別プログラム

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ーー『学びのコーチ』には、どんな独自性があるのしょうか?

最大の特徴は、1対1の個別最適化したプログラムを提供していることです。「キャリアコーチング」「個別ラーニングカリキュラム」「テクニカルコーチング」の3つの柱でスキル習得を図る仕組みです。

具体的には、受講者1人に担当のキャリアコーチが付き「キャリアコーチング」を通して現状認識と目標設定をします。

そして、個々の経歴やスキルに応じて個別の学習カリキュラムを設計し、オンラインプログラムを提供。受講中は技術に精通したコーチが「テクニカルコーチング」として伴走し、進捗をサポートする流れです。

この個別最適化には、かなりこだわり抜きました。

江戸時代の寺子屋が効率的な教育モデルとして機能してきた日本では、今も1人の講師が多数の生徒を教える集合教育が根強く幅を利かせています。

しかし、リモートワークが進んだ現在において、オンラインの集合研修では個々の状態が把握しきれないリスクが大きい。またデジタルスキルの習得に関しては、一人ひとりのスキルセットが全く異なるため、同じレベルの研修を同時に受けてもらうのはとても非効率なのです。

ーー『学びのコーチ』のプログラムを通して、実際にどんな成果が現れましたか?

試験導入いただいた企業のデータを集計したところ、AWS SAAの合格率が導入前は30%だったのに対し、導入後は70%へと飛躍的に伸びました。

また受講生の学習計画時間の達成率は100%、さらに「もう一度このプログラムをやりたいか」という質問には、80%の方が「やりたい」と回答されており、成果をしっかり実感できています。

ーーリリース後の手応えはいかがでしょうか?

おかげさまで引き合いを数多くいただき、日々商談を行っています。中には大口の受注をいただくこともあり、滑り出しは順調と言えますね。

ご要望としては、大手IT企業のクラウド/AIスキルのリスキリングニーズ、事業会社のDX関連部署立ち上げ後の人材開発、シニア人材のリスキリングなどがあります。まさに、あらゆる業種でのリスキリングのニーズを肌で感じています。

ーーサービス導入企業からは、どんなお声をいただきましたか?

「社員がとても楽しそうに取り組んでいる」という感想を多くいただいています。最初は「業務で忙しいのに、なぜやらないといけないのか」と不満を感じていた社員さんでも、取り組むうちにどんどん前向きな姿勢に変わっていくのだそうです。

「楽しい」「もっと進めていきたい」と感じられるのは、「ARCSモデル(※)」という人材育成方法を軸に考案したメソッドが効いているからだと思います。

また受講者同士で目標や実績を共有したり、勉強したりする時間を設けているのも特徴です。個人とチームの相乗効果で前向きに進められる仕組みが、好評いただいています。

※ARCSモデルとは?
学習意欲向上のために設計されたモデルのこと。Attention(注意)/ Relevance(関連性)/Confidence(自信)/Satisfaction(満足感)の4つの側面から捉えられています。

10万人のリスキリング支援を目指して

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ーー『学びのコーチ』が目指すビジョンと今後の目標について教えてください。

私たちが目指すのは、個々の学びを「自己責任」の範疇に留めるのではなく、働くことと学ぶことが同一線上にある世界です。

今は「時代の変化に個人が対応できずに取り残されてしまうのは、個人の責任だから仕方ない」という風潮があると思うんです。私たちはそうした問題にアプローチして、個人の学びを応援したい。学びに対する努力がしっかり報われる世界を作っていきたいと考えています。

2025年までに、DXやAI分野の先端技術に関わる人材が70万人必要だと推測されています。そのうちの10万人のリスキリングを支援できるように、サービスを広げていきたいです。

『学びのコーチ』は法人向けサービスですが、ナレッジを積み重ねて、いずれは個人で学びたい人たちにも届けていきたいと思っています。

そのためには、スキルとカリキュラムの自動分析や自動応対など、デジタル基盤の強化が不可欠。リスキリングの必須ツールになる日を目指して、今後も力を尽くしていきたいです。

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