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移住で叶えた仕事と育児の理想のバランス。パーソルイノベーション社員が実践するはたらき方とは?

2021年から「新しいはたらき方」制度を導入し、従業員が理想とするワーク&ライフの実現を後押しするパーソルイノベーション。この制度を活用し、日本国内さまざまな場所でフルリモートワークを実践する社員が増えてきました。

こんにちは!パーソルイノベーション ビジネス推進部 採用室の小林 日奈子です!

今回ご紹介する柳川 隆典(やながわ りゅうすけ)さんは、2024年3月にご家族とともに宮崎に移住。「新しいはたらき方」制度を使って仕事と育児に全力投球できる環境を整え、パーソルグループのビジョン『はたらいて、笑おう。』を体現しています。

柳川さんへのインタビューを通じて、パーソルイノベーションで実現できるはたらき方とその魅力に迫ります。

■「新しいはたらき方」制度
(1)勤務地フリー:本人が選択した国内の任意の場所で就業可能
(2)リモートワーク一時金&手当:一時金として1人1回15,000円を支給。手当として毎月4,000円支給

※所属部署・役職は2024年5月時点のものです。

キャリア形成やはたらき方の柔軟性が入社の決め手に

―― 柳川さんは2022年6月にパーソルイノベーションに入社し、私と同じ採用室で中途採用やオンボーディングを担当しています。入社までの経緯を改めて教えてください。

パーソルイノベーションに入社する前は、総合人材サービス企業で人材紹介の仕事に携わっていました。新卒で入社し約7年間、法人営業やキャリアアドバイザーとして“人のキャリアの選択”を支援する中、自分自身のキャリアについても考えるようになったのが転職のきっかけです。「インハウスで人事のキャリアを形成したい」。その想いのもと、パーソルイノベーションにジョインしました。

パーソルイノベーションを選んだ理由は大きく3つ。1つ目がキャリア形成において可能性が広いと感じたこと、2つ目がHR業界で新規事業を生み出すという特異性に興味を覚えたこと、そして3つ目がはたらく環境に柔軟性があったことです。

実は転職活動中、採用のスペシャリストを目指すか、それとも採用以外にも幅を広げるか迷っていたんです。採用を極めたいと思う一方、人材開発や組織開発も面白そうだなと思う自分もいました。もしどちらかを選ぶなら後者だと思った時に出会ったのが、パーソルイノベーションだったのです。ここなら枠にとらわれずにさまざまなことにチャレンジできるのではないか、自身のキャリアの幅を広げられるのではないかと考え、入社を決めました。

―― 3つ目のはたらく環境の柔軟性については、やはりリモートワークやフレックス制度が浸透していることが大きかったですか?

そうですね。転職を決めたのがちょうど子どもが1歳になるタイミングで、この先仕事と育児をどう両立していくか、ワークとライフのバランスについていろいろ考えていた時期でもありました。

よく、子どもがまだ寝ている時間に家を出て、帰宅した時にはもう寝ている…みたいな話を聞きますよね。リモートワークやフレックス制度を活用し、場所や時間に制限されないはたらき方ができるパーソルイノベーションなら、仕事にも育児にも全力投球できるはず。そう確信しました。

移住に対するネガティブな反応はゼロだった

―― 今は「新しいはたらき方」制度を使って宮崎に移住し、フルリモートワークを実践しています。宮崎は奥さまの出身地だそうですね。移住を決断するまでどんなやり取りがあったのですか? 

宮崎には、以前からゴールデンウィークやお盆、年末年始の休暇を使って一緒に帰省していて、長期で滞在させてもらってこちらでリモートワークすることもありました。その延長で「二拠点生活をしたいね」という話が持ち上がっていたのですが、二拠点生活ってそう簡単には実現できないですよね。家をどうするのか、保育園をどうするのかなど課題も多く、断念せざるを得ない状況でした。

でも、そんな中で第2子が生まれ、「子育てのハードルを少しでも下げたい」「子どもを自然の中で育てたい」という想いが夫婦ともに強くなり、それなら二拠点生活ではなく移住しようという話になったんです。

パーソルイノベーションには「新しいはたらき方」制度がありますから、移住してもこれまでどおり仕事を続けられます。幸い、妻もフルリモートワークが可能な会社に勤務しているので、今は二人とも宮崎を拠点にリモートワークを実践中です。

―― 現在、柳川さんの他にも10人ほどの社員がこの制度を活用し、北は北海道、西は兵庫や京都などさまざまな場所でフルリモートワークを実践しています。移住を報告した時の周囲の反応はどうでしたか?

ありがたいことに、上長からも周りのメンバーからもポジティブな反応が返ってきました。実は、「小林さんには何かしら迷惑かけるな。何かネガティブなことを言われるかな」なんて思っていたのですが、小林さんの反応もめっちゃポジティブでしたよね(笑)

ただ、ポジティブな反応とは言っても、単に「いいんじゃないの」とだけ言われたら逆に不安になってしまうもの。私の場合、上長から「特別扱いはしないよ。今やっている仕事は変わらずやってもらうし、出社が必要だと判断したら出社してもらう」という言葉をかけられ安心したことをよく覚えています。“自由”の裏にある“責任”を再確認した瞬間でもありましたね。

―― 私は柳川さんの移住の話を聞いた時、「パーソルイノベーションでのはたらき方を発信していくうえでのモデルケースになる」と捉えました!

このような制度があっても、誰にも使われずに形骸化している企業も多いのではないでしょうか。その背景には、上長が良い顔をしない、メンバーの反応が気になるなど、さまざまな事情があると思います。

でも、今お伝えしたようにパーソルイノベーションにはそんな空気は一切ありません。自身のライフステージに合わせ理想とするはたらき方を実現できる、そしてそれを快く受け入れてくれるメンバーがいる。そんな環境に本当に感謝しています。

仕事と育児の両立。プラス趣味も満喫中

―― では、今のはたらき方について教えてください。移住前と移住後ではたらき方に変化はありましたか?

平日のスケジュールはざっくりこんな感じです。移住前もリモートワークがメインだったので、大きな変化はないですね。

5:00~7:00 サーフィン 
8:00 子どもたちを保育園に送る
9:00 仕事開始
12:00~13:00 お昼休憩&近所を散歩
18:00 子どもたちをお風呂に入れる
19:30 仕事終了。子どもたちと夜ご飯
21:00 寝かしつけ
23:00 就寝

ただ、東京に居たころは週1回ほどのペースで出社があり、その日は子どもを保育園に送れずお風呂にも入れられなかったので、そこは変わりました。今は仕事を中抜けしてお風呂に入れるなど、妻とうまく調整・分担しています。

―― 早朝のサーフィンが気になるのですが…!

5時に起きてサーフィンに行くのが日課になりました!もちろん海と家族と自身のコンディションによりますが、休日だけでなく平日もサーフィンに行けるようになったので、1日のスケジュールという意味ではそこが一番の変化ですね。

―― 私との朝イチの打ち合わせ前にもサーフィンに行っていたのですね(笑)。まだ移住して2カ月ほどですが、理想のライフスタイルに近づいたのではないですか? 

そうですね。プライベートの話ばかりで恐縮ですが、休日は家族で海に遊びに行くことも多く、夏になったら海水浴にもすぐに行けるんです。自然豊かな公園で遊ばせることもできるし、生き物に触れ合う機会も多くて、自分たちが理想としていたはたらき方と育児が実現できているなと早くも実感しています。

フルリモート実践のカギは雑談を仕掛けること?

―― 自身の理想とするはたらき方ができるのも、「新しいはたらき方」を実践できる環境があるからですよね。私自身はリモートを中心としたハイブリッドワークですが、フルリモートだからこそ心がけていることはありますか?

フルリモートというと、仕事とプライベートの切り分けやコミュニケーション不足が課題になりがちですよね。その対策として実践していることをお伝えすると、私は仕事専用の部屋を設け、空間を物理的に分けることでプライベートとの切り分けを図っています。

また、休日は仕事のことを考えないのも大切だと思っていて、それは以前から実践しています。とは言っても、ふと「これいいかも!」と思いつくことも多いもの。私は忘れっぽいのを自覚しているので(笑)、ポジティブなことにしてもネガティブなことにしても、思いついたら「スマホにメモして脳から外に出す」ことをマイルールにしています。

―― せっかく良いアイデアが思いついたのに忘れた!という経験は誰しもありますよね。コミュニケーションに関してはどんなことを意識していますか?

当たり前のことではあるのですが、“報連相”を徹底することを心がけています。また、ミーティングでは仕事の話だけでなく積極的に雑談するようにしています。もちろん、雑談している暇なんてないということもあるので空気を読む必要はありますが、雑談ってコミュニケーションの活性化だけでなく、チームワークの強化や信頼関係の構築にも役立つと思っていて。小林さんとのミーティングでも雑談してしまうことが多いですが…、迷惑じゃなければこれからも雑談に付き合っていただけたら嬉しいです。

―― 迷惑だと思ったことなんて一度もないです!これからもしっかり連携し、採用活動を進めていきましょう。

自由と責任は表裏一体。それさえ理解していれば理想のはたらき方を叶えられる

―― 柳川さんのインタビューを見て「新しいはたらき方」を実践する人、またそこに魅力を感じ入社してくる人も増えると思います。この制度をどんな人に使ってほしいと考えていますか?

私のように家族との時間や趣味の時間を大切にしたい人はもちろん、たとえば副業の時間を担保しながらはたらきたい人にもぴったりな制度が「新しいはたらき方」ではないでしょうか。

ただ、その活用に当たっては当然、自己管理を徹底できることが前提となってきます。また、自ら仕事を取りに行く、積極的にコミュニケーションを取るといった主体性も必要。主体性がなければ、コミュニケーションが取れずに1人で抱え込んでしまうだけでなく、“分からないことが分からない”というループに陥ってしまう可能性も高まってしまうからです。

先ほど、上長にかけられた言葉で自由の裏にある責任を再確認したと言いましたが、時間を担保できることが“自由”だとすれば、自己管理や主体性が“責任”。制度活用の先輩として、また採用や社員教育にかかわる担当者として、自由と責任を理解している人にどんどん使ってほしいなと思います。

―― 新たに加わるメンバーにも、パーソルイノベーションでの仕事を通じて『はたらいて、笑おう。』を実現してほしいですね。

移住からの2カ月を振り返って改めて感じたのが、いかに自分が恵まれた環境で仕事ができているかということ。自分で言うのもなんですが…、『はたらいて、笑おう。』にどんどん近づいている実感があります。

私のように仕事と育児を両立したいという人だけでなく、自由と責任を理解していれば誰もが使えるのが「新しいはたらき方」制度。またパーソルイノベーションには、副業の制度やグループをまたいだ異動の制度など、個人の理想のはたらき方を支えるさまざまな制度があります。こうした制度もフルに活用し、それぞれの『はたらいて、笑おう。』を実現していきましょう。

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