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新規事業の種から全社案件までサポート。デザイナーの枠を越え事業に必要とされる人材に

パーソルグループの新規事業創出を担う会社として、スピーディーな市場検証と柔軟な軌道修正を繰り返しながら、新たなサービスの創出に挑むパーソルイノベーション。社内ではさまざまなフェーズの新規事業が動き、デザイナーやエンジニア、マーケターなど多様な人材がその取り組みをサポートしています。

こんにちは!パーソルイノベーション ビジネス推進部 採用室の菅原 なつ実です!

今回ご紹介する宮田 教子(みやた きょうこ)さんと前川 遥(まえかわ はるか)さんは、2023年10月にデザイナーとしてパーソルイノベーションにジョイン。グロース推進部 プロダクトマネジメント室に所属し、日々生まれる事業の種をデザイン面からサポートしています。

全社的な案件にも積極的に取り組み、デザインを通じた事業貢献を体現する宮田さんと前川さん。そんなお二人に、パーソルイノベーションにおけるデザイナーの役割や責任を果たすために大切にしていること、またデザイナーとしての目標を聞きました!

※所属部署・役職は2025年2月時点のものです。

デザインの力で新規事業開発を横断的にサポート

菅原 まず、お二人が所属するプロダクトマネジメント室の位置づけやデザイナーの役割を教えてください。

宮田 プロダクトマネジメント室は、特定のサービスをサポートするのではなく、新たな事業の種やそこから芽吹いてきたサービスを横断的にサポートする組織です。デザイナーの他にもエンジニアが所属し、チームを組んでさまざまなフェーズの案件をデザイン面や技術面から支援しています。

その中で私たちデザイナーは、サービスを知ってもらうためのLP(ランディングページ)制作やサービスのロゴ制作、チラシをはじめとする営業ツールのデザインなどを行っています。

また、こうしたモノのデザインだけでなく、インタビュー設計やUX(ユーザー体験)設計といった課題解決のためのデザインも私たちの大切な仕事。いわゆる狭義、広義のデザインに一気通貫で取り組んでいます。

前川 各事業・サービスの支援はもちろん、パーソルイノベーション全体に関わる案件に取り組む機会も多く、最近ではコーポレートサイトのリニューアルにも携わりました。

菅原 以前のコーポレートサイトと比べ、かなり印象が変わりましたよね。

前川 キャッチコピーは『新規事業に 常に、一直線。』です。大浦社長から「まっすぐさ」を伝えたいというリクエストをいただき、それをもとにアイデアを出し合い、大浦社長や広報の方をはじめ関係者の方たちと一緒に新たなキャッチコピーを策定していきました。

宮田 “一直線”という言葉が入っていた方が「まっすぐさ」がよりダイレクトに伝わることからこのキャッチコピーに決まったのですが、デザインの方向性を決めるのにかなり苦戦したことをよく覚えています。

というのも、当初はパーソルイノベーションの自由度の高さや何にでも変わっていける柔軟性、またメンバーの多様性も表せるようなデザインを考えていたんです。しかし、それでは「まっすぐさ」が伝わらないのではないかといった意見や指摘もあり、議論を重ねて今のデザインに行き着きました。

菅原 リニューアルの背景にそんなやり取りがあったのですね。今後の進化も楽しみです。

宮田 制作期間が短かったこともあり、まだまだ改善の余地はありますし、新たなコンテンツもつくっていかなければなりません。でも、コーポレートサイトの制作を外注する企業も多い中、社内のメンバーでつくっているからこそ、改善点を見つけ自分たちで育てていくことができる。苦戦することも多い仕事ではありますが、大きなやりがいにつながっています。

プロジェクトの上流から関与できるからこそ「貢献できた」と思える

菅原 では、事業サポート面でのお話を聞かせてください。お二人はこれまでさまざまなサービスに携わってきたと思いますが、最近ではこのnoteでも取り上げたメタバース婚活サービス『Mitsu-VA(ミツバ)』のキービジュアル制作なども担当されたと聞きました。

前川 はい。『Mitsu-VA』のプロジェクトでは、キービジュアルの制作やロゴのリニューアル、動画制作を担当し、「こういう人をターゲットにした方がよいのではないか」といった提案や議論の場にも参加させていただくなど、さまざまな経験をさせていただきました。

責任者の方たちとすり合わせながらデザインのイメージを膨らませていったこともあり、リリース後には「私たちが描く世界観が表現されている」「ターゲットに沿ったものになった」などと声をかけていただき、いちメンバーとして新規事業に貢献することの楽しさを再確認できました。

宮田 パーソルイノベーションでは、「デザイナーとして貢献できた」と実感できる機会が数多くあると感じています。たとえば昨年の全社キックオフで行った名刺交換イベントでは、ユーザー体験を含めたアイデア出しの段階から携わらせていただきました。デザイナーというと名刺そのものをデザインするだけと思われがちですが、パーソルイノベーションでは運営メンバーと一緒になって上流から関わることができる。提案したことを受け入れてくれる土台もあり、自身の専門性や個性が直接的に求められる場面も多く、それが大きなやりがいにつながっています。

前川 言われたことをこなす作業者ではなく、当事者として一緒に事業成長に貢献していけるのがパーソルイノベーションのデザイナー。私自身、こうした仕事への向き合い方が好きなので、本当に楽しみながら仕事に臨めています。

新規事業開発に対する強い想いと共にデザインに取り組む

菅原 お二人の話を聞いていると、デザインを通じて新規事業開発に貢献したいという気持ちが伝わってきます。

宮田 私たちは二人ともキャリアチャレンジ制度(※)を使ってパーソルイノベーションにジョインしました。私が転籍を決めた理由の1つが、新規事業開発により深く関わりたいと思ったから。実際、前職のパーソルキャリアでは、デザイナーの仕事と並行して新規事業の立案にも取り組み、社内審査を通過した案件もありました。結局は「ビジネスとして推進するのは難しい」という判断になったのですが、そうした経験もあり新規事業開発への想いは大きくなるばかり。その想いを叶えられるのがパーソルイノベーションなのではないか、デザインの力を使って新規事業開発に貢献できるのではないかと考え、転籍を決断しました。

※パーソルグループの社員を対象とした公募型の異動制度。自身のキャリアデザインとその成長のために、パーソルグループ企業のさまざまなポジションに自ら異動希望を出すことができる制度

前川 私自身は元々エンジニアで、新卒で入社した会社では約3年、システムの開発・保守に従事していました。しかし、小さい頃から絵を描くなどクリエイティブなことが好きだったことや、学生時代からWebデザインに興味があったことからデザイナーに転身。その後転職したパーソルキャリアでも、デザイナーとして自社プロダクトのUIデザインなどに取り組んできました。その中で、私も宮田さんと同様、新規事業開発への興味がどんどん大きくなっていき、もしかしたら別の道もあるのではないかと模索する日々が続いていたんです。

そんなときに、パーソルイノベーションが新規事業開発の領域でUI/UXデザイナーを募集していることを知り、ここで挑戦してみようとキャリアチャレンジ制度に応募。宮田さんと同じタイミングで、パーソルイノベーションにジョインしました。

菅原 デザインそのものだけでなく、新規事業開発への強い想いがあるからこそプロダクトマネジメント室で活躍されているのですね。では、デザインに取り組むうえで具体的にどんなことを意識しているのですか?

前川 事業サポートの面では、当たり前ではありますが1つ1つのサービスを理解することが不可欠。サポートに入る前に、必ず資料などを読み込み事業に対する理解を深めることを心がけています。

また、自分たちがデザインに入ることで、それが良い方向につながる、もし失敗したとしても学びにつながるような形にしたいと考えているので、ある種その効果検証も意識しながら日々の仕事に取り組んでいます。

宮田 冒頭でもお伝えしたように、私たちは新たな事業の種や立ち上がったばかりのサービスをサポートする組織。事業としてある程度育ったら手を引かなければならないという側面も持ち合わせています。
だからこそ、各事業部のメンバーが主体的に活用できるようなデータや仕組みづくりを考える必要があります。これは、その実現に向けて担当者一人ひとりが意識すべきことであると同時に、デザイナーチーム全体で取り組むべき重要課題だと捉えています。

チャレンジできる環境でメリハリのあるはたらき方を

菅原 プロダクトマネジメント室やデザイナーが果たすべき役割がよく分かりました。では、パーソルイノベーションでの仕事を通じてどのようなデザイナーになりたいと考えていますか?今後の目標をお聞かせください。

宮田 パーソルイノベーションへの転籍によって、以前から定めていた「アウトプットを増やしたい」という目標は達成できつつあるので、今後はそのアウトプットの質を高めていきたいと考えています。

また、私は事業を横断的にサポートする組織に所属していますが、一方で一つの事業の成長をサポートしたいという気持ちも持ち合わせています。一つの事業にじっくりと向き合うことで、すみずみまで行き届いたユーザー体験がデザインできるのではないかと感じていて、将来的には組織横断サポートとグロース領域を両立できるデザイナーになれたらいいなと思っています。

前川 私も宮田さんと同様、クオリティをもっともっと上げて、またデザインの幅を広げることで「あの人を巻き込めば事業がいい感じに進むらしいよ」なんて思ってもらえるデザイナーになりたいですね。もちろん、それは「UIデザインだったら前川さん」なのではなく、事業推進に不可欠なメンバー、事業成長に貢献するメンバーという意味。そのためにも、必要なことは全て拾うという気持ちをもって、今後も事業サポートに尽力していきます。

菅原 お二人とも、クオリティ向上の先にある“事業に必要な人材”を目指しているのですね。最後に、新規事業開発に興味のある読者の皆さんにメッセージをお願いします。

宮田 私がパーソルイノベーションにジョインして1年半ほど。パーソルイノベーションには、自らチャレンジできる環境、チャレンジを許容してくれるカルチャーがあることを肌で感じています。実際、各事業部の皆さんが毎日のようにチャレンジする姿を見ていると、新たなことに挑戦したいと考えている方にとってパーソルイノベーションは最適な環境だと自信をもってお伝えできます。

また、パーソルイノベーションには子育てと仕事を両立する社員も大勢いるなど、はたらきやすい環境も整っています。当然、事業の状況によって一時的に仕事とプライベートのバランスが取れなかったり、部署によってはリモートワークではなく出社が必要だったりすることもありますが、はたらきやすさの秘訣は『数字で見るパーソルイノベーション』を通じて理解していただけるはず。新規事業開発にチャレンジしたい、事業成長に貢献したい、でも家庭やプライベートも大切にしたいという方は、ぜひパーソルイノベーションの扉をたたいてみてください。

前川 私からお伝えしたいのは、パーソルイノベーションには新規事業開発や社会課題の解決に本気で取り組むメンバーばかりが集まっているということ。私自身、コーポレートサイトのリニューアルプロジェクトに参加し、トップである大浦社長も含め、メンバー一人ひとりの「泥臭くてもやり抜く」という本気さを毎日のように感じていました。

だからこそ、はたらきやすい環境や挑戦できる環境を活かし、メリハリのあるはたらき方の中で「やるときはやる」「最後までやり抜く」という意気込みを持った方にパーソルイノベーションはフィットするはずです。私たちプロダクトマネジメント室も、皆さんのチャレンジを全力でサポートしていきますので、ぜひ一緒に新規事業開発を楽しんでいきましょう。

菅原 パーソルイノベーションでメリハリのあるはたらき方をしてみたい、自分らしくはたらいてみたいと思った方は、ぜひ気軽に応募してみてください。皆さまからのご応募をお待ちしています!

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