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求職者に“寄り添う”だけではうまくいかない。キャリアアドバイザーに必要なこととは?

パーソルグループのビジョン『はたらいて、笑おう。』の実現に向け、新規事業の創出に取り組むパーソルイノベーション。2024年3月から提供を開始した未経験層・若年層向けの転職支援サービスでは、経験の浅いビジネスパーソンの『はたらいて、笑おう。』を叶えるべく、メンバーが一丸となって求職者の転職成功をサポートしています。

こんにちは!パーソルイノベーション ビジネス推進部 採用室の小林 日奈子です!

今回ご紹介する佐藤 美咲(さとう みさき)さんは、同サービスの開始と同時にパーソルイノベーションに入社。キャリアアドバイザーとして未経験層・若年層の転職をサポートする他、集客オペレーションの構築や後輩の育成など、新規事業を軌道に乗せるための土台づくりにも挑戦しています。多方面で活躍する佐藤さんに、キャリアアドバイザーの仕事や求められる意識、はたらく環境などを聞きました。

■サービスの詳細はこちらの記事を参照

※所属部署・役職は2024年5月時点のものです。

“好き”を仕事にする中で出会ったキャリアアドバイザーの仕事

―― 佐藤さんは2024年3月にパーソルイノベーションに入社し、未経験層・若年層向けの転職支援サービスでキャリアアドバイザーを務めています。改めてこれまでのキャリアを教えてください。

私は高校を卒業してバス会社に就職し、そこで約2年間、バスガイドの仕事に従事していました。その後アパレルショップに転職したのですが、バスガイドの仕事もアパレルの仕事も「自分が好きなことを扱いたい」というフワっとした軸で仕事を選んでいたのが正直なところです。

旅行が好き、人前で話すのが好き、ファッションが好きというように、目の前にある“好きなこと”に触れられ毎日が充実していたのですが、一方で「この先長くはたらけるのかな」「スキルはちゃんと身についているのかな」などと不安に感じることも増えていき…。キャリアアップを考えていた時に出会ったのがキャリアアドバイザーという仕事でした。

―― なぜ、キャリアアドバイザーへの転身を決めたのですか?

キャリアアドバイザーに求められるのは、求職者一人ひとりに向き合い、その方のキャリアの選択を支援していくことですよね。私はバスガイドやアパレルショップの販売員としてたくさんのお客さまと向き合ってきましたが、アパレルであればお客さまの好みや要望にしっかり耳を傾け、洋服選びをお手伝いすることに非常にやりがいを感じていました。

そんな話を転職エージェントのキャリアアドバイザーにしたところ、「佐藤さんこそキャリアアドバイザーが向いているのでは?」と言われたんです。正直意外でしたが、洋服選びであれキャリアの選択であれ、「相手にしっかり向き合い選択を支援する」ことに変わりはないですよね。そこに魅力を感じ、キャリアアドバイザーとして頑張ってみようと転職を決めました。

パーソルイノベーションを選んだ2つの理由

―― 佐藤さん自身、キャリアアドバイザーのお世話になっていたのですね。では、パーソルイノベーションにジョインした経緯や入社の決め手を教えてください。

私はキャリアアドバイザーとして、パーソルイノベーションの前に2社で経験を積ませていただきました。前職ではキャリアアドバイザーの他、副業マッチングプラットフォームのカスタマーサクセスも担当していたのですが、そこが人材事業を撤退するという話になり、再度転職を考えている時にお声がけいただいたのがパーソルイノベーションでした。

入社の決め手は2つあって、1つ目がキャリアアドバイザーとしての実務をこなしつつ、他の業務にもチャレンジできそうだったこと。2つ目が、テクノロジーの力を使ったキャリア支援に魅力を感じたことです。

私はもともと、目の前にあるチャレンジできることは何でも挑戦するタイプ。立ち上がったばかりのサービスであればチャレンジの機会がたくさんある。それによってプラスαのスキルを身につけることができるのではないかと考え、入社を決意しました。

また、これまでキャリアアドバイザーの仕事に取り組む中、テクノロジーを使えばもっと楽になるのにと感じることがしばしばあって。限られた時間を求職者のフォローという人の手が必要な部分に割くためにも自動化できる部分は自動化したいと思っていたので、テクノロジーを使ってキャリアアドバイザーの生産性を向上させるという方針には本当に共感しました。

―― 先日、事業責任者の星野さんにインタビューした際、どんなことにも挑戦したいという気概を持った人材を求めているとおっしゃっていました。佐藤さんのような人材がぴったりだったのですね。

実は、星野さんとは一緒に仕事をしていた時期があって、もしかしたら私のチャレンジ精神を評価していただいたのかもしれません。

また、そのインタビューで「自身の力量不足もあり事業がクローズしてしまった」経験があると言っていましたよね。私自身も事業撤退の経験があるのは先ほどお話ししたとおり。面接が進む中で星野さんの「次こそ新規事業を大きくして軌道に乗せたい」という“野望”を聞いた時、私ももう一回頑張りたいと強く思ったことをよく覚えています。今思うと、こうしたやり取りもパーソルイノベーションへの入社を後押ししてくれていたのですね。

“量より質”のサポートで求職者を成功に導く

―― では、パーソルイノベーションにおけるキャリアアドバイザーの仕事について詳しく教えてください。

私たちが支援しているのは、未経験層や若年層の求職者。面談を通じて現職の課題や本人の志向性をヒアリングし、それらをもとに未経験でもチャレンジできる求人をご紹介する。そして、内定獲得まで伴走し転職を成功させるのが大きな役割です。具体的には、カウンセリングや求人企業への推薦、履歴書作成のサポートといった業務の他、求職者によっては2回3回と面接対策を重ねるなど、一人ひとりの状況に応じたサポートを提供しています。

―― ターゲットが未経験層や若年層だからこそ求められる意識やスキルもありますよね?

エントリーしてくださる方の中には、転職エージェントを利用するのが初めての方だけでなく、転職自体が初めてという求職者もたくさんいます。また、若年層がターゲットなだけに、自身のキャリアの方向性を定められていない方、アルバイト経験しかない方、時にご希望が高すぎるなと感じる方などさまざまな方と向き合うことになります。

ですから、ご本人の希望だけ聞いて求人を紹介する、大量に紹介してとりあえず応募してもらうという姿勢では決してうまくいきません。たとえば「これからのキャリアを考えた時に、あなただったらこの会社・この職種がいいんじゃないか」というように、教え導く姿勢やスキルが必要だということです。

―― 求職者の考えに寄り添いながらも、時に軌道修正を図ることも必要なのですね。

初めての転職は分からないことだらけ。求職者の希望や志向性にしっかり寄り添うことでご本人も気づいていない適性を見極め、数ある求人の中から数社だけピックアップし進めていくのが私たちのスタイル。量より質のサポートで求職者をある意味“教育”し、間違った選択をしないように導くのが私たちの役割でもあるのです。

何でも相談できる環境がある。共に成長を目指しましょう

―― 佐藤さんをはじめ皆さんのサポートが求職者の方の自信にもつながっていきそうですね。これまでやり取りしてきた中で印象に残っていることはありますか?

つい先日まで高校を卒業したばかりの方をサポートしていたのですが、その方はこれまでアルバイトの経験しかなく、就職といっても何から始めたらよいのか全く分からなかったそうなんです。求人票の見方だったりスーツ選びだったり、就職のいろはに始まり何度も面接対策を重ねる中でかけていただいたのが、「ここまで一緒に考えてくれるサービスがあるなんて知らなかったから、電話をもらった時はすごく安心したし就職活動を頑張れる」という言葉。それを聞いて、初めての就職を何とか成功に導いてあげたいと気持ちを新たにしました。内定が出たと聞いた時は、自分のことのように嬉しかったです。

―― 感謝の声をいただくとモチベーションが上がりますよね。これからも多くの方を支援していくことになりますが、新規事業という側面もあり「大変だな」と思うこともあるのではないでしょうか?

そうですね。まだまだ手探りでやっている部分も多く、これから軌道修正や改善が必要になることが多々出てくると思います。でも、それってチャレンジできる環境があるということでもありますよね。

私自身、キャリアアドバイザーとして求職者に向き合うだけでなく、集客のオペレーション構築や新たに加わったメンバーのOJT、最近は一次面接の面接官などさまざまなことにチャレンジしています。戸惑うこともありますが、何か困ったことがあってもすぐに相談できるのが私たちのチーム。もちろん、チーム内だけでなく他部署の方、業務委託の講師の方など誰にでも相談しやすくて、社内コミュニケーションの取りやすさを実感する毎日です。

―― 私たちビジネス推進部でも、相談しやすい、そして相談してもらいやすい環境づくりを進めていますが、佐藤さんたちのチームではどのような取り組みを行っていますか?

私たちキャリアアドバイザーってどうしてもカウンセリングに没頭しがちで、特にリモートワーク環境だとメンバー間の連携・共有が薄れてしまい“個人事業主”感が出てしまうことがあるんです。そうならないためにも、キャリアアドバイザー同士のナレッジ共有会を定期的に開催している他、最近は週に1回、“完全な雑談”の場も設け、ラフなコミュニケーションも実践しています。こうしたちょっとした取り組みが、誰にでも気軽に相談できる空気感をつくっているのかなと感じます。

―― 現在キャリアアドバイザー採用を強化しているので、未経験の方でも安心して相談できる環境があることをアピールしていきます!では最後に、キャリアアドバイザーへの応募を検討している方にメッセージをお願いします。

私たちキャリアアドバイザーには、求職者の心に寄り添うだけでなく、当然、役割に対する成果、つまり数値目標の達成が求められます。応募を検討されている方の中には、ホスピタリティ精神があふれるがゆえに数字を追うはたらき方が苦手だという方もいらっしゃると思います。また、新規事業は不安だという方も多いのではないでしょうか。

でも、私たちは先ほどお伝えした相談のしやすさも武器に、メンバー全員で目標に向かってチャレンジしているところ。チームワークの良さも自負していて、数値目標に関しても、OJTで一緒に考え一緒に追いかけ達成していく環境を整えています。私自身もパーソルイノベーションの先輩としてしっかりサポートさせていただきますので、興味のある方は安心して応募してみてください。人とのつながりを大切にし、切磋琢磨しながら共に成長していける方。そんな方からのご応募をお待ちしています。

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今回紹介したパーソルイノベーションの新規事業で一緒にはたらく仲間を募集しています。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひこちらからエントリーください!

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