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『lotsful』は転職前のイメージどおり。大企業を経験した私がここで実現したいこと

さまざまな企業・団体の「副業」への取り組みを支援する『lotsful』。ビジネスサイドに特化した副業人材マッチングサービスを通じ、企業と副業人材が相互に挑戦・成長できる“キャリア副業”の社会実現を目指しています。

こんにちは!パーソルイノベーション ビジネス推進部 採用室の小林 日奈子です!

今回お話を聞いた嶋田 拓哉(しまだ たくや)さんは、2023年8月に『lotsful』にジョイン。営業部門の一員として、『lotsful』が掲げるミッションの実現に向け東奔西走しています。

メガバンクで社会人としてのスタートを切り、その後ベンチャー企業、パーソルイノベーションとさまざまな環境を経験してきた嶋田さん。今回は嶋田さんのキャリアストーリーをご紹介します!

※所属部署・役職は2024年2月時点のものです。

自分の力で勝負するために飛び込んだ銀行業界。本当は大手志向だった?

―― 嶋田さんのこれまでのキャリアを教えてください。

私は新卒でメガバンクに就職しました。1年目は、個人営業として新規顧客の開拓などを担当。2年目以降は、法人営業として新規融資取引や非金利収益拡大のための深耕営業といった業務に従事していました。

就職先として銀行を選んだのは、銀行の仕事は「人」が商材になると思ったから。私は「自分を通じて価値を感じてもらう」ことにやりがいを感じるタイプ。他の業界と比べて、他社とのサービスの差が大きくない業界だからこそ、自分の力が試されるし、自分の力で勝負できるのではないか、そんな想いを胸に社会人の第一歩を踏み出しました。

ただ、経験を積んでいくうちに「もっと主体的にビジネスを構築したい」「本質的な課題を解決したい」と思うようになっていって。営業戦略を立てて経営に提言したり、新しいビジネスを起こしたり。その理想をより早い段階で実現できるのがスタートアップやベンチャー企業ではないかと考え、人事向けのSaaSシステムを扱うベンチャー企業に転職しました。

―― 大手企業からベンチャー企業への転職に不安はありませんでしたか?

実は、私がメガバンクに入社したもう1つの理由が大手志向だったからなんです。私は中学時代、いわゆる強豪校でサッカー漬けの日々を送っていて、「絶対にサッカーで成功する」という強い意志を持って毎日練習に励んでいました。しかし、結局その夢は叶えられず…。その時「別の道で見返す」と心に誓ったのですが、当時の私にとってその手段が「大手企業に就職すること」だったのです。「こんなすごい企業に入った!」みたいなステータスが欲しかったんですね。

もし、当時のまま大手志向を持ち続けていたら、当然不安だったと思うし、転職なんて考えなかったかもしれません。でも、学生から社会人になって多くの経験を積むうちに、そんなステータスって必要ないなと気づいたんです。実際、就活の終了時には「あの人はあそこから内定もらったんだって」なんて話で盛り上がっていましたが、社会人になってそんな話をしている人は周りにいないし、気にしている人もいない。ある本で「人は大抵自分以外のことに興味ない」と言っていたのですが、それが胸にストンと落ちて。「周りの目ではなく、自分軸でやりたいことをやろう」というマインドに変わっていたので、大企業を離れることに対し不安も心配もありませんでした。

新しい価値を世の中に広めたい。それを実現できるのが『lotsful』だった

―― そのベンチャー企業を経て2023年8月に『lotsful』にジョインしたわけですが、なぜ『lotsful』を選んだのですか?

SaaSのようなクラウドサービスは、売り切り型ではなく売ってからがスタートですよね。だからこそ、お客さまに向き合い、継続してプロダクト改善を行う必要があります。これはまさしく私が思っていた「本質的な課題解決」につながる仕事。主体的にビジネスに関わることもでき、充実した日々を送っていました。

しかし、充実しながらも「新しい価値を世の中に広めたい」、つまり“知らなかった”と世の中に言われるような新しいサービスに関わりたいと思う自分もいて。そんな時に出会ったのが『lotsful』でした。

副業はまさにこれからという市場。「副業ってなんぞや?」という企業もまだまだ多いのが実情です。一方で、副業を希望する個人は増え、政府が副業促進に向けた政策を発表するなど、さまざまな動きが起きています。

『lotsful』に入れば副業という仕組みではたらき方を変革できるのではないか、新しい価値を広めていけるのではないか。そして、成長が見込まれる市場で成功すれば、売上が増えて人も増える。開発に大きな投資もでき、チャレンジングな仕事の関わり方ができるはず。そう確信したのが『lotsful』への転職を決めた大きな理由です。

もちろん、「副業という体験で個人の可能性を広げたい」という代表の想いに共感したこと、一緒にはたらくメンバーもその想いに心の底から共感していることも入社を後押ししてくれました。

顧客接点を大切に、新規顧客の開拓に既存顧客のフォローに奔走

―― 以前noteに登場してくれた大崎さんも、ビジョンやメンバーに惹かれ入社を決めたとおっしゃっていました。『lotsful』には人を惹きつける魅力があるのだなと改めて感じます。では、『lotsful』ではどのように仕事に向き合っていますか?

『lotsful』のミッションは、企業と副業人材が相互に挑戦・成長できる“キャリア副業”の社会実現です。キャリア副業という文化を根付かせ、キャリア副業が当たり前になる社会を目指しています。

その実現に向け、私自身は営業部門の一員として新規顧客の開拓や既存顧客のフォローを担当しています。先ほどSaaSは売り切りじゃないと言いましたが、『lotsful』だって決して売り切りではありません。

当然、新しいお客さまを開拓して「副業人材って素晴らしい」と気づいてもらうことは大切です。しかし、そこから先がもっと大切。1回きりの課題解決ではなく、さまざまな課題に対して、それも企業全体で継続的に活用していただくことで、副業が当たり前という文化が根付いていくはずです。

そのためにも、私は「顧客接点」を意識し日々の仕事に取り組んでいます。契約後、今進んでいるプロジェクトがどんな状況か、何か課題は発生していないかなど、お客さまに深く入り込んで課題やニーズを引き出し、その改善を提案していくということです。もちろん、日々の何気ない接点も大切で、たとえばお客さまのプレスリリースを見て「リリース見ました。おめでとうございます」「ニュースを見てこんなことを思いました」といった接点をつくることも心がけています。

でも、正直まだまだ課題が多いなと実感する日々。代表や周りのメンバーの行動からさまざまな気づきをもらっています。皆さんの“技”を見て、それを自分自身のスキルに変えることでお客さまとの信頼関係を築き、「課題解決のベストパートナー」と言われるような存在になりたいですね。

顧客のニーズを聞き出せた。その取り組みが“次”を生み出す

―― 本質的な課題を解決するためにも、深く入り込んでお客さまを理解していくことは大事ですものね。まだまだ課題も多いとはいえ、その意識やこれまでのキャリアが活かせたと思うこともあるのではないですか?

会話の中でお客さまのニーズを引き出せた案件を1つお話しすると、社会福祉法人さまとの取り組みがあります。このお客さまは広島県で障がい者施設を運営していて、施設利用者の成長を第一に考え、芸術活動や就労活動などさまざまな支援をされています。

その一環で利用者の方々がつくった芸術作品を販売しているのですが、対面の場だけでなく、バーチャルに起こして全国から購入できるようにしたいと考えていたそうなんです。でも、国立美術館などではバーチャル美術館の導入が進んでいますが、社会福祉法人ではあまり聞いたことがないですよね。実際に理事長も、自身に知見がないし、想いはあるもののどうしたらよいのか分からない状況だったとおっしゃっていました。

このバーチャル美術館への想いを『lotsful』のサービスを説明していく中でお話しいただくことができ、その実現に向け『lotsful』をご利用いただくことになりました。先ほど「副業ってなんぞや?」という企業も多いと言いましたが、実はこのお客さまも副業という選択肢を知らなければ、『lotsful』のことも全く知らなかったんです。“はじめの一歩”の環境づくりをお手伝いできてやりがいを感じたと同時に、「新しい価値を広めたい」という私の想いにも少し近づけたかなと思っています。

―― 『lotsful』で実現したかったことを、早くも体現しつつあるのですね。こうした取り組みを積み重ねていくことで、キャリア副業の社会実現に近づいていくのではないでしょうか。

このプロジェクトは、『lotsful』が社会福祉法人のお客さまと取り組む初の事例。まだまだ始まったばかりで“成功”と言える状況ではないのですが、大崎さんのインタビューでも紹介している広島県福山市との連携プロジェクトも相まって、ここ数カ月で社会福祉法人さまの導入がぐっと増えています。

ちょうど今、この傾向を踏まえ社会福祉法人向けにアプローチする施策を動かし始めたところです。PDCAをスピーディに回しながら施策を推進し、成功させることでキャリア副業の社会実現にまた一歩近づくはず。まずは1つ1つ、意識だけでなくしっかり行動に移して成功につなげていきたいですね。

『lotsful』はやりたいことがたくさんある欲張りな人にピッタリの組織

―― お話を聞いていて、「チャレンジングな仕事の関わり方」が実現できていると感じます。

転職前に思っていたイメージと、実際に今取り組んでいる仕事のギャップがないなって自分でも思います。自分がやりたかったことができているし、むしろ期待を上回る仕事へののめり込みができているのかなと。

―― 採用担当者として、思っていたとおりだったと感じてもらえるのは嬉しいし、今後の採用活動でどんなことを発信していけばよいのか参考になります!

面接は本当に大切ですよね。実は、パーソルイノベーションへの入社を決断する前、少し不安だったこともあるんです。パーソルイノベーションはパーソルグループという大きな組織の中にあるので、正直「大企業の中の新規事業か」みたいな懸念があって。世の中的に大企業の新規事業って“ぬるい”って思われがちですよね。例にもれず私も「もしかしたらぬるいんじゃないの?」と思っていました。

加えて、悪い意味での社内政治があるんじゃないかとも予想していて。でも、面接を通じて代表と話すうちにその懸念は薄れ、実際に入社してみて懸念は完全になくなりました。万が一、社内政治の圧力があったとしても「みどりさん(代表の田中みどり)なら動かせるな」と思うくらいのパワーを感じますからね(笑)。

―― 代表の熱い想いも入社を決めた理由の1つだったのですね。では、最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

私は面接を通じて、『lotsful』ではたらく人たちの“本気さ”を強烈に感じました。そして、その時に思ったのが「この人たちとはたらきたいな」ということ。入社して半年ほど経ちましたが、本当に感じたままのとおり皆がミッションの実現に向け本気で取り組んでいます。

だからこそ、どんなチャレンジでも後押ししてくれるし、困った時はすぐにサポートしてくれる。先ほどお伝えしした社会福祉法人向けのアプローチに関しても、私が「これやりたい」と言った時に「ぜひやってみなよ」という感じで後押ししてくれました。だから、やりたいことがたくさんある人にとって『lotsful』はすごくマッチする組織なんじゃないかなと思います。

「やりたいことに制限を設けず、欲張りなキャリア人生を送ってほしい」。『lotsful』というサービス名にも込められているこの想いを、まさに運営する私たちの組織も体現しています。

ぜひ、一緒に面白いことをやりましょう。待っています!

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『lotsful』では一緒にはたらく仲間を募集しています。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひこちらからエントリーください!

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