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0→1の事業を支える醍醐味とは?ビジネス支援・情報セキュリティ室が果たす役割

パーソルイノベーションのミドルバック組織であるビジネス推進部には、新規事業の成長をサポートする3つの室があります。今回ご紹介するビジネス支援・情報セキュリティ室はその1つで、経理や総務分野、情報セキュリティ管理を担い、各事業を日々支えています。

室長を務める鹿目 隆宏(かのめ たかひろ)さんは、パーソルイノベーションが立ち上がった当初よりミドルバックの仕組み作りに奔走してきました。そんな鹿目さんに、ビジネス支援・情報セキュリティ室のミッションや業務内容、仕事の面白さを伺いました。

(聞き手:HRマネジメント部タレントブランディング室 小林 日奈子

鹿目 隆宏
大学卒業後、輸入雑貨を取り扱う商社に就職、店舗マネジメントやエリア開発に従事。その後、中小企業の経営コンサルティングを行う企業に転職しミドルバック業務の基礎を学び、業務効率化、コスト削減を実現。2015年1月、インテリジェンス(現、パーソルキャリア)に転職し「an」(※)事業における請求・債権管理、内部統制業務を担当。業務効率化や事業リスク低減を実現する。2019年4月にパーソルイノベーションに入社し、ビジネス推進部にて主に経理・総務の仕組みを整備。現在はSBU統括本部 コーポレート統括部 ビジネス推進部 ビジネス支援・情報セキュリティ室の室長を務める。

※所属部署・役職は2022年2月時点のものです。
※アルバイト求人情報「an」は2019年11月 サービス終了いたしました

ミドルバック業務の専門スキルを身に付ける

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ーー鹿目さんは、これまでどんなキャリアを歩んでこられたのでしょうか?

新卒で輸入雑貨を取り扱う商社に就職して、店舗マネジメントやエリア開発を行っていました。その後、中小企業をクライアントとする経営コンサルティング会社へ。財務や経理を中心にミドルバック業務の経験を8年ほど積みました。

そして、このミドルバックのスキルを大手企業でも活かしたいと思い、出会ったのがパーソルキャリアです。パーソルキャリアではガバナンスや経理などがしっかり確立されていました。また「挑戦」を後押ししてくれる環境が魅力にうつり2015年に入社しました。

入社後は求人メディアの「an」事業で請求・債権管理、内部統制業務に携わり、マネジメントも経験。パーソルイノベーションには2019年4月の発足直後にジョインしました。「an」時代に関わりがあった方から「力を貸してくれないか」と声をかけてもらったことがきっかけです。

ちょうどその頃「ミドルバックの専門性をもっと追求していきたい」と思っていて。まだミドルバック部門が整備されていない組織なら、全方位で仕事を任せてもらえ、新たな経験を積めるはず。「これは願ってもない良いチャンスだ」と感じましたね。

メンバーのエンゲージメントを高めることに注力

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ーービジネス推進部 ビジネス支援・情報セキュリティ室はどんな組織なのですか?

ビジネス推進部は、岩田さんの記事にある通り「パーソルイノベーションの各事業の成長を支援するミドルバックの組織」です。部内には3つの室があり、それぞれ専門性を活かし、事業をリスクから守りながら、成長を加速できるようサポートしています。

私が室長を務めるビジネス支援・情報セキュリティ室では、主に各事業の経理や総務、情報セキュリティ領域の業務支援を行っています。

ーー組織体制や具体的な業務内容を教えてください。

ビジネス支援・情報セキュリティ室では、2021年10月から3チーム制に変更しました。各チームの業務内容は以下のようになっています。

■営業経理チーム(4名)
パーソルイノベーション/Solution SBU事業の受注/請求・債権・実績管理、パーソルホールディングス連携、新規サービスの業務フロー設計

■総務・FM・業務支援チーム(3名)
パーソルイノベーション事業の購買、手配等の総務業務全般、ファシリティ管理、業務代行等の支援

■情報セキュリティ・マネジメントチーム(3名)
パーソルイノベーション/Solution SBUの情報セキュリティ管理、外部委託先管理等のガバナンス、モニタリング業務

各チームには、社員の管理者1名を中心に、派遣社員の運用担当者が実務を担当しています。チームマネジメントを担う中途入社メンバーが育ってきたタイミングで、この体制に変更しました。直接私がマネジメントするより、間に入ってくれることで、メンバーはより安心して業務できるようになったと思います。

ーー室長である鹿目さんの役割や大事にしている考え方を聞かせてください。

メンバーが少ない時代は、業務改善や調整、交渉などは、私が直接担当していました。チームが整ってきた現在は、全体を見守る立場として、SOSや問題が起こったときにサポートしたり、人手が足りない部分をフォローする役割を担っています。

また私が普段から意識しているのは、メンバーの視野を広げてエンゲージメントを高めること。業務だけではなく、パーソルグループやSolution SBUが目指す世界観やミッション、事業方針をかみ砕いて伝えるようにしています。

抽象度が高い言葉に関して、なぜこのように言語化されているのか、背景にある考え方などを私なりに解釈して共有しているんです。

自分たちの仕事が何に繋がっていくのか、少しでも理解してもらえればと。すぐに理解はできなくても、いつか「あのとき聞いた話はこういうことだったんだ」と気付くときが来るかもしれないですから。

ゼロベースで仕組みを作れるのが面白い

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ーービジネス支援・情報セキュリティ室ならではの仕事の面白さとは何でしょう?

パーソルイノベーションでは、様々な新規事業が0→1で生まれ、グロースに向けて日々努力を重ねています。確固たる事業が確立されているパーソルグループの中でも、一線を画する特殊な組織です。

こうした組織でのミドルバックでは不完全な状況が多く、正解がないからこそ新しいアイデアが求められるため、ゼロベースで仕組みを作っていける面白さがある。成長するチャンスが豊富で、自分次第でいくらでもスキルを伸ばしていけるんです。

ーー鹿目さんご自身もそうした面白さを実感してきたのですか?

まさにです!入社時はほとんど仕組みが整っておらず、事業メンバーたちの要望や不足している業務に東奔西走するところからのスタートでした。それこそPCの設定から会議室の予約、備品補充や郵便物の取り扱いといった庶務も含めて対応していました。

中でも、経理フローをゼロから構築したのは印象に残っています。例えば、申込書や請求書のフォーマットを統一したり、請求書管理の方法などを一通り整備しました。各事業のメンバーに寄り添い、合意を取りながら業務設計できて、大きな達成感がありましたね。

特にミイダスという事業では、当時経理機能の運用未構築による業務棄損が懸念されていたため、経理業務を代行することとしましたが、仕組み作りをしっかり支えられた実感があります。だからこそ、同事業に携わってから約半年で売上1.5倍増の成果を目の当たりにできたときは、本当にうれしかったですね。

ーー大変だと感じたことはなかったのでしょうか?

大変より「何とかしないと」という気持ちで動いていました。パーソルイノベーションに来て改めて思ったのは、私は誰かに頼られるのが好きだということ。困っている人に対して、自分のスキルを発揮して解決することに存在意義を感じています。

ミドルバックの領域を極めたいと思ったのも、こうした想いが起因しています。

メンバー主体で、事業をより良くしていく存在へ

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ーービジネス支援・情報セキュリティ室には、どんな素質が求められますか?

業務の特性上、ビジネスのリスク分析が必要になるので、各事業のコンセプトや重要点を理解して何がリスクになるのかを見極める勘所は大事ですね。また複数の事業を対象にしているため、プロジェクト管理力も必要でしょう。

一方、どんな状況にも柔軟に対応できる適応力や課題解決力、チームで職務を遂行するチームワークなども大事だなと思います。さらに、既存のミドルバックを変えていこうという気概を持つ方なら大歓迎です!

ーー今後の目標を教えてください。

室としては、さらにメンバー主体で運営できるようにするのが目標です。各事業の皆さんが気付かないうちに仕事が進んでいるような状態を目指して、次々にアイデアを出しながら動けるようにしたいですね。

そのためにメンバー一人ひとりのレベルを上げて、室としてのプレゼンスを高めていきたいと思います。

※ビジネス推進部の記事はこちら

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